昔から幾度となく繰り広げられてきたことですが、画期的な製品が市場で売りに出されますと、それまで人気だった従来製品は市場から退場を迫られることになります。
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起業アドバイザーの中山おさひろです。
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現在、世界が注目する画期的製品の一つに電気自動車があります。排気ガスを出しませんから環境を汚しません。中東に依存し過ぎます原油を使用しませんから、地政学的な観点からも安全度の高い製品です。
10年後には、わが国で使用される自動車の10%は電気自動車といった予測を経産省がしているほど、普及は早いと思われています。
電気自動車の生産台数が増えると増えるほど、販売価格は加速度的に下がってきますから、普及もそれにつれて拡がることが予測されます。携帯電話ほどではないにしても、薄型テレビ並の普及は考えられます。
電気自動車の普及に伴い、ガソリン自動車やヂーゼル自動車が市場から姿を消していくことになります。自動車メーカー自体は、同じ会社が製造することになりそうです。
ただ電気自動車の製造は、ガソリンに比べて格段に工程が少ないですから、中小メーカーも新たに参入するチャンスはあります。部品メーカーの中では、エンジンや変速機を製造していたメーカーが必要なくなります。
これまでどこの街にあったガソリンスタンドも徐々になくなります。代わりに、電気自動車用の充電施設が登場することになります。既に、この施設の設置が始まっている街もあります。
起業家は、この仕組みをしっかり頭に入れておく必要があります。電気自動車に限らず、新たなイノベーションが製品として市場に参入するときは、当然従来製品は売れなくなります。
自分が扱う製品は、どのようなポジションに位置するのか、常に市場を注視しておく必要があります。電気自動車においても、一早く関連商品の開発を手がけた人には、新たなビジネスチャンスがあります。
【余談】
ロシアでは、旱魃と山火事の発生により小麦の生産が大幅に減少しています。例年の生産量の4分の1とも、3分の1とも言われるほどの減少です。そのため、緊急に小麦の輸出を停止しますが、国際市場ではいきなり小麦不足が起きそうです。パンの原料不足も心配ですが、それ以上に深刻なのが家畜の飼料です。今から食肉の高騰は避けられません。特に、口蹄疫で牛と豚に被害がでていますから、この秋以降、その影響に注意が必要です。
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