最近は聞かなくなりましたが4、5年前までは、若い人から起業家になるには、「有名大学を出ていなければなれないの?」 とか、「海外生活を経験しなければ難しいですか?」 と言った質問を真顔で受けました。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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大学は別にして、米国や香港、ヨーロッパなど海外で生活経験のある人には、自分でビジネスをしてお金を稼ぐ空気を吸って生活したことで、起業を身近に感じる人が少なくありません。
これは、海外ばかりではなく、両親や親族がビジネスをしていて、それを身近に見て育った人も、起業に対する感性があるようです。
ただ起業といいましても、とっても間口の広いものです。技術系の専門知識を頼りに起業する人がいます。一方で、マネジメントに関してほとんど経験がなく、本部の言うままで店舗運営をするフランチャイズのコンビ二店のような起業をする人もいます。
このように同じ起業と言っても経営や技術のレベルは大きく違います。それでも起業には共通している点があります。一つは、勤めている会社を辞めて自力で独立する勇気があることです。
二つ目は、準備期間から開業、そして事業を続けていく中で、何度も何度も試行錯誤を繰り返しながら、徐々にスキルアップしていく根気強さがあることです。
三つ目は、資金繰りや組織運営、商品やサービスのイノベーション探しなど、苦労の多いなかを、楽しんで事業を継続できることです。
わたしは起業に必要な能力とは、この3つだと思っています。特に、起業にあたっては、準備していたビジネスモデルが、開業して数日でお客さんニーズに合っていないことを知らされるケースが多々あります。
起業はそこからが始まりです。何度も、何度も手直しをします。この試行錯誤の結果で、起業の将来がある程度見えてきます。起業において特別な能力は必要ありません。必要なのは、お客さんの求めるモノをいかに感じて、いかに早く提供できるかです。
【余談】
昨日あたりから、やっと仕事の注文が来るようになりました。例年夏休みは、お客さんが少ないのですが、今年はその少なさに輪をかけたような寂しさでした。自営業としては大変心細いものがあります。古い人は、そのようなときでも堂々としているように見えます。わたしは宮沢賢治よろしく、「日照りの時は涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き」 の気分で過ごします。それでも、何とかビジネスを続けられるのですから、自分は幸せ者だと思っています。
たべもの移動販売マニュアルは
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