昨日の、『この「強み」探しですが、自分では分かっているようで分かっていないのが「強み」です。もし自分の「強み」を間違えていますと、間違った業種で起業することになります』 で2件質問をいただきました。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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2件とも、自分の「強み」を間違えるような人が本当にいるのか、と言う質問です。これは誰もが陥りやすい勘違いですが、自分の「強み」を決めるのは自分ではなくて、周りの人やお客さんなど他の人たちです。
自分では、お客さんとの接客が「強み」と思っていても、実際に来店したお客さんが商品を買ってくれなくては、「強み」ではありません。お客さん好みの商品企画作りを「強み」思っていても、作った商品が売れなくては「強み」にはなりません。
「強み」を決めるのはお客さんで、ここを勘違いすると起業の源のところで方向を間違っていることになります。起業相談においても、相談者がいきなり「店舗での商品が売れないので、今度ネット販売をしたいが・・」と言った相談があります。
コンサルティングとしては、何故商品が売れないのか、そこの問題から入らないと次にいけないのに、ネットでの販売なら売れるはずと、決め付けてからの相談です。
実はコンサルティングとしては、正確な答えを出すことよりも、正確な問題を設定することの方が数段難しいことです。また、実際の収益にも、問題設定の方が大きく影響します。
そのため、ネットによる起業相談では細心の注意を払う必要があります。相談者の人と、意見の行き違いを生み事もあります。それでも、起業を目指すなら一度は相談する方が役立ちます。ご利用ください。
起業相談は
ここです
【余談】
最近のニュースネタですが、高齢者の生存確認や子ども虐待など、大きな社会問題になっています。役所は人手が不足していて、今後も増やせないのですから、地元資本の民間の調査会社を利用する手もありと思います。このような調査会社を各地に起業させ、中高年の雇用に結びつけることで、けっこう新しい事業ができると思います。