この4、5年、女性が立ち上げた起業の成果には目覚しいものがあります。元来、子どもモノや老人モノも含めますと、買い物の3分の2近くは女性の意思によって購入商品やサービスが決められます。
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起業アドバイザーの中山おさひろです。
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買い手の気持ちがよく分かっていますから、売る側に回りますとこれほど強い販売者もいません。その女性の起業のカタチを詳細に検証しますと、共通したコンセプトが感じられます。
それは、「目前の必要性」に迫られての起業がとても多いことです。大阪で2001年に家事・育児支援会社「マザーネット」を設立したU さんも、まさに必要性から生まれた起業でした。
会社勤めをしながら出産、育児は女性に大変な負担を強います。U さんも長男、次男と子育てしながら仕事を続けました。育児休暇、保育所、育児休暇と二人の子どもを抱えての仕事は、男のわたしには想像を絶する忙しさだと思います。
しかも、保育所に預かってもらうためには、役所周りをして職員と交渉なども必要です。ただ、このような思いは、Uさんだけでなく働く女性は大なり小なり経験しています。
U さんの起業のキッカケは、このような働くお母さんと専業で仕事を希望する主婦が、横の連携を強めることで、子どもを預かってくれるネットワーク作りを考えたからです。特に、子どもが病気になった場合など、専業主婦の人は手助けは掛け替えがありません。
このように、目前の必要性に迫られての起業は、お客さんは間違いなくいますし、仕事をしたいと思っている専業主婦のスタッフもいます。後は、いかに働きやすい仕組みを作るかです。
起業を目指す人の多くは、いかに利益が上がるかばかりを考え勝ちです。ただ、よく熟知している業種なら別ですが、あまり経験のない業種で最初から大きな利益を得るのは無理です。
起業プロセスとしては、まず必要に迫られている業種で起業をして、次にその中で利益の上がる枝葉の仕事に移行することです。最初から利益狙いのビジネスをするよりは、急がば回れの精神で確実な起業が可能です。
【余談】
この蒸し暑いなか、わたしの住まいから100M程の住宅で火災が発生しました。3階のわが家から見ますと、真っ赤な火柱が舞い上がってドキッとしました。消防車や救急車のサイレンも迫力があります。火事を考えますと、常に水の汲み置きと小型消火器は用意しておいた方がいいです。 火事も起業も、仕事でのミスも初動が大切です。最初に効果的な行動を取ると、大きなミスになりませんが、最初で慌てふためいているだけでは、大変なことになります。お互い、注意したいものです。
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