日本経済がこれまで何度も大波を被った、8月の円高、株安が進んでいます。為替や株式が大きな変化を遂げるときには、その背景に何らかの理由があります。
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起業アドバイザーの中山おさひろです。
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今回の円高、株安では、米国経済がこれまでとは、すっかりカタチが変わった事が原因に挙げられます。リーマン・ショックまでの米国は、世界で唯一、最大の消費国でした。
サブプライムローンの恩恵もあって、国民は住宅投資をすることによって、賃金収入以上の消費を可能にしていました。このマジックが通用しなくなったのです。住宅の取得減税が、4月末で廃止になったこともあって、中古住宅の販売は3カ月連続で大幅に減少しています。
今後は、米国が消費大国ではなくなります。しかも、日本と同じように輸出大国を目指し始めましたから、日本の円高、株安はある種既定の路線を歩んでいるようなものです。
円高に関しましては、日本の大手企業に取っては収益に大きな影響がでます。ただ、2010年3月期の日本企業の現預金額は、144兆円にも達していますから、円高差損を埋めることができる資金はあります。
起業を目指す人にとっては、この円高は輸入ビジネスでの起業のチャンスです。このような機会は、これまでも何度かありまして、85年のプラザ合意の時や95年の1ドル79円をつけたときには、多くの輸入ビジネスが誕生しました。
既存の会社と違って、起業する人間には時の風向きに合わせた起業が可能です。この特権を最大限いかして、これからも上昇すると思われる円高を味方に起業してください。
【余談】
8月15日から、ロシアは小麦の輸出を禁止します。世界の小麦の輸出量の約2割と言われるロシアですから、今後影響は避けられそうにもありません。小麦と言いますとパンを連想します。次いで、家畜の飼料としても大量に使われています。そのため、食肉価格にも影響します。起業ばかりではなく、家庭生活にも影響を及ぼしそうです。
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