昨今の起業において、手に高度な技術のある人の起業は最も軌道に乗りやすいため、多くの人に羨ましがられます。このような人の場合、企業も放っておきませんし、取引先も放っておきません。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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本当に、良いこと尽くめに見えてしまいます。IT系の技術者とか、エンジニア、料理のシェフ、デザイナーなど、業種はまばらですが、お金が稼げる高い技術を持っている人です。
ただ、この現代のヒーローとも言える人たちですが、彼らにも落とし穴があります。優秀な技術者に共通することですが、仕事に取り掛かりますと採算を度外視して仕事をしてしまうことです。
料理の世界などではよく知られていることですが、最高のシェフの店は長続きしません。採算を合わせるための手抜きができないからです。常に、材質のよい食材ばかりで料理をしてしまい、利益をだすのに苦労してます。
そこで、お店の経営を安定させるため、シェフとは別にマネージャを置くのが一般的です。アクセル役のシェフに対し、ブレーキ役のマネージャーがいてバランスが取れます。
これは製造における起業においても、まったく同じ手法をとることで会社経営のバランスを取っています。ホンダの創業者本田宗一郎は、マネジメントを藤沢武夫に任せることで、会社の経営が安定するようになりました。
米グーグルでは、創業者のラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンは技術に専念して、経営はエリック・シュミットに任せています。このように、技術系起業家は経営を任せることで、自分の技術に磨きをかけて会社の技術水準をどんどん高めます。
これから起業を考えている技術系の人は、早めにマネジメントを任せられるパートナーを探すことです。将来、間違いなく現れる落とし穴を避けるためにも、早めに落とし穴を埋める作業はしておくことです。
【余談】
民主党の代表選に、小沢一郎前幹事長が出馬することになりました。この人は、反射神経で動く政界にあって、珍しい長考の人です。そのため、これまでの代表選に出て、負けたことがありません。負けそうなときは出馬をしない人です。今回は珍しく相当なリスク覚悟で、出馬しました。多分、年齢的にも今回が最後の挑戦のような気がします。起業の立場で言いますと、政界は20年も30年も昔の仕組みと人間が生きています。世の中のためとか、国民のためとか言う前に、政界にイノベーションを導入しないと、国民の声は反映されませんし、世の中の動きに政治が付いていけない事態が続きます。それにしても、小沢さんは髪型も考えも古すぎます。
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