システム開発の世界は、クラウドコンピューティングが登場したことで、仕事のなくなった会社があったり、仕事が増えっぱなしの会社があったりで大騒ぎの状態です。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
現在、人気ブログランキング 起業部門 9位です。
今日もクリックよろしくお願いします
人気blogランキングへ
クラウドとは、ご承知のように「雲」のことです。これまでコンピューターを使用している会社は、自社内にハードウェア、ソフトウェア、データなどを保有して、システムの運用を行なってきました。
この自社保有をクラウドと言われる、セールスフォース・ドットコム 、グーグル、アマゾン、富士通といったプロバイダー企業が代行します。クラウドを利用する会社は、サービス利用料金を使用時間分だけ支払う仕組みです。
個人で考えるなら、これまで使用するサービスごとに保有しているソフトを止めて、プロバイダー会社のソフトを使用させてもらい、使用時間分の料金を支払う方法です。
安全性を考慮しなければ、究極の低料金使用料です。そのため、各企業ごとにシステム構築を行なっていた開発会社の仕事が、急に減り始めています。
一方でクライドでの開発をしてきた会社は、次々に仕事が増えて身動きが取れない状態といいます。問題はここからです。このクラウドコンピューティングについて言うなら、決して新しく生まれたシステムではありません。
以前はASPとして90年代後半にはサービスがスタートしており、その後SaaSと名称を変えて一般に利用されてきたものです。まず、多くの大手企業がプロバイダーとして参入しました。
そして名称も変わったことで、何やら新しいサービスに衣替えしてしまいました。今人気の3D映画やテレビにしても同じです。3次元映像自体は、わが国でも立体映画として1970年代には生まれています。
このところ食品メーカーでも、復刻版のお菓子や乳製品などが再登場してます。開発費を掛けない、安くて利便性でお客さんが飛びつく、安全・安定性を製造元もお客さんも求めてるなどの理由で、以前の製品やサービスが売りやすい環境ができているようです。
多分皆さんの中にも、過去を振り返ってみると、このような今なら売れそうな商品、サービスがあるはずです。起業のヒントにしてみてはいかがでしょうか?
【余談】
今年は連日の暑い日が続きで、ケーキ屋さんや和菓子屋さん、たい焼き屋さんなど、意気消沈の日々が続いています。長年営業をしてきて実績のあるところは踏ん張りも利きますが、この1年以内に開業したところでは、廃業せざるを得ないところも少なくありません。天気に恨み言を云ってしょうがないのですが、業種によっては尻を叩きたくなるこの天気です。
暑い中の起業相談は
こちらです