このところどこに行っても、民主党代表選でどちらが勝つか話題になります。国政選挙とは違って、公職選挙法の規制を受けませんから、テレビや新聞で大胆な発言が目立ちます。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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コメンテーターや発言者も、「一度は小沢さんに首相をやらせたい」とか、「首相はクリーンな菅さん」と言った具合に、固有名詞を上げて発言しますから話も盛り上がります。
ただ、どちらも国民の願望とされる景気浮揚を口にしますが、ほんとに景気、景気ばかりでいいのか問題に思います。自民党政権の時代から、相当長い期間景気浮揚がわが国の課題でした。
今の政策のように、目先の景気浮揚ばかりを考えていますと、結局は景気自体はあやふやなまま、国の借金ばかりが増え続けていきます。時には、意識的に景気を落とすことを考えることも大事です。
このまま景気の応急処理を続けていますと、財政赤字はいつまで経っても減らず、遂には破綻することになります。50年以上かけて自民党政権が作った財政赤字は、そのうち自民と民主とによって作られた赤字と言うことになります。
起業で言うならば、起死回生で売り出した商品が売れなかったとき、一度販売を止めて体制の組み直しが必要です。ところが現在は、一度ダメなら次の商品、それがダメならまた次の商品と言った具合に、止めるに止めれない状態が続いています。
国民がいくら景気浮揚を希望しても、ここは国民を説得して次の世代にツケを残さない財政を考えることです。賭け事と同じで、いつも勝とうとするから負けから抜け出せません。
勝ちがある代わりに、負けもあります。起業も政治も、15勝全勝を狙って0勝15敗になるより、8勝7敗か9勝6敗が、楽しく仕事や生活をするためのコツです。特に起業においては、負けることもよく理解した上で開業することです。
【余談】
小沢一郎さんは過去の政治人生において、自慢できる成功体験にどんな事柄があるか考えてみました。若くして自民党幹事長や、非自民連立政権の樹立、自自公連立政権の連立など、華々しい割には成果らしい成果はありません。菅直人さんは、厚生大臣時代の薬害エイズ問題の解決です。ただ、この1件の成功体験は、その後の政治行動を縛っています。悪を暴くことには成功しましたが、国の再建に関しては無力です。自民党も同じようなものですが、自民党の長期政権は、政治家を育てることをまったくしなかったことを痛感します。
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