多分、今起業を計画している人なら、新しく販売される新商品やサービスに参入できると聞くと、人より早く手がけることを考えていると思います。実際、昨年米国で始まった、クーポン割引を大勢の人を集めて利用するサービス、グルーポンでは、既に20社近い会社が営業を始めています。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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誰もが、早く手がけることにより、他の会社よりも多くの利益を手にできそうな気持ちになります。ところが、販売促進の仕事をしている人や起業家を除くと、グルーポンの存在を知っている人はまだまだ限られています。
そのため、もしグルーポンを運営する会社を立ち上げても、実際にビジネスとして収益を上げるまでには時間がかかります。商品やサービスが社会に定着するまでには、2年3年はかかると覚悟を決めたほうが賢明です。
「白いたいやき」が売り出されて、ほぼ2年が経ちます。比較的低額の初期投資で開業が可能なフランチャイズとして、全国に5百店近い店舗が出店しました。そして2年後の今、引き潮の浜辺のように店舗の廃業が続いています。
「ベンチャービジネスの落とし穴」という言葉があって、画期的な製品を開発したベンチャー企業は、総力をあげて製品の売り出しに注力します。ただ、小さな会社が、全国を相手に販売しても売れる量は知れています。結局資金が続かず、特許と大手企業に売ってしまうなんてことはよくあります。
ここからが大事なことですが、新商品などで成功した経営者たちは異口同音に、「いくら大変な製品でも、市場に出て2年以上経って、お客さんの認知は広まってからでないと、ビジネスにはならない」と言います。それまで、どう食いつなぐかが問題です。
よく起業家の中にも、新たに特許を取ったこれまでにない商品とか、将来が期待できる導入期の商品などを扱う人がいます。このような場合、事前によく戦略を立てた上で走りださないと、いきなり新聞広告やネットで大々的に売り出すと、資金の続かない場合がほとんどです。
市場をよく見極めて、他の会社と提携するとか、販売戦略の専門家に販売を依頼するとか、知恵を絞って取り組むことです。売り出してから、本格的に売れるまで、2、3年かかるのは長いようですが、本当です。新規に参入する場合も、このくらいの時間の余地を見てうえで参入して、十分利益を上げれます。
【余談】
いよいよ民主党代表選です。ここでも以前書きましたが、議員が投票する選挙は、間違いなく今度の選挙で自分が当選するためには、菅か小沢か秤にかけて投票します。基本的に議員は、日本のためとか、国民のためとかは考えない人種です。すると、やはり菅さんが当選することになると思います。それと、今回の選挙は公職選挙法の制約を受けませんから、自由選挙による投票です。しかも、インターネットもツイッターもありですから、政治家が誤魔化すことができません。菅さんも、小沢さんも頼りなく見えるのは、有り余る大量の情報のせいだとおもいます。
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