わが国では、物価が下がるデフレ経済が続いています。このデフレの先頭を走っている業界の一つに、居酒屋があります。最近の居酒屋の低価格戦略には、聞いているだけで音を上げそうな話ばかりです。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
現在、人気ブログランキング 起業部門 10位です。
今日もクリックよろしくお願いします
人気blogランキングへ
酒の肴だけが有料で、焼酎は飲み放題といった居酒屋が東京にあります。肴を安くするため、お客さんがカウンターまで取りにいく居酒屋もあります。店内にはアルバイトだけで運営している店舗さえあります。
その結果、つまみは200円~300円と10年前に比べると、ほぼ半額の居酒屋も最近は少ないありません。大手居酒屋の場合は、ほとんどが低価格路線を走っていると云って間違いではないようです。
一方、低価格路線とは一線を画して、高額の居酒屋もそこそこお客さんを集めています。誰もが、低価格を支持しているわけではなく、酒を飲むときぐらいは気持ちのよい雰囲気でと、高額店もそこそこ人気です。
この2極化した業界で、中間の価格に位置する居酒屋がどこの街でも減っています。安い店と高い店だけでなく、そこそこいい雰囲気でリーズナブルな価格の居酒屋が次第に抜けています。
お客さん層で言うならば40代から60代にかけて、安い肴よりも美味しいものを少しと言った世代です。しかも、男性ばかりではなく女性客もターゲットになります。
わが国のマーケットは、極端な方向に走りやすい傾向があります。時代は低価格と読みますと、大手企業の場合一斉に同じ方向に向かいます。何が何でも安いメニュー作りと、安い酒を集めたがります。
この一方方向に対して、中間価格帯の店が必要とされる街探しをしてみると、意外と出店の穴場はあると言われます。繁華街や商店街でのポジショニングの問題ですが、しっかりと事前調査をしてみますと、価格競争に巻き込まれなくて済みそうな場所はけっこうあります。
【余談】
やっと民主党代表選の決着がつきました。好き嫌いは別にして、わたしの原理原則では菅さんの勝ちでした。投票する議員心理から、自分の次の選挙を考えると菅さんに投票すると考えました。それと、小沢さんは代表になることはあっても、首相になる準備はまったくしていません。わたしは、自分で事前に用意している判断のための引き出しから、最も判断材料になると思われるポイントを2、3点選びます。これは、起業相談においても同じですが、外れることはありません。難しいときは、難しいとも言います。
起業相談のご利用をお待ちしてます
ここから