今回の民主党代表選挙では、過去に経験したことのない画期的なことが起こりました。選挙期間が長かったこと、公職選挙法の規制を受けない自由選挙であったこと、そして初めてインターネットをフルに使った選挙であったことです。
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起業アドバイザーの中山おさひろです。
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そこで起こったことは、インターネットで情報を得た人は小沢一郎支持、紙やテレビは菅直人支持だったことです。明らかにはっきり分かれました。また、積極的景気刺激派が小沢、景気に消極的で財政規律派は菅と言う色分けもなされました。
これだけ大量の情報が出てきますと、二人の候補者が頼りない中年男に見えてきたのはわたしだけでしょうか? ただ、これまでは唯一各候補者の情報を握っていたマスコミが、これまでのように情報の独占ができないことで、評論家のようになってしまいました。
以前の、建前だけは中立の姿勢も金繰り捨てて、あからさまに特定候補の応援をしていました。今後、マスコミの権威は落ちるでしょうし、影響力も小さくなることを暗示しています。これからは、特定の記者やジャーナリスト名の記事を売る時代になりそうです。
起業においても今回の代表選と同じように、大量に出回る情報で混乱する人が続出する時代を迎えています。問題なのは、1.同じ情報を大勢の起業希望者が同時に見ることで、似たような起業に集中しやすくなります。
2.ネットの利用で問題なのは、古い情報と新しい情報が、検索ランキングの中では並列に扱われているため、基本的なことで認識違いをすることです。
3.またネット上では、明らかに間違っている情報についても、訂正されることなく堂々といつまでも掲載され続けていることです。
起業にとっては、生命線の起業情報が多くなることで、開業実現の可能性は高くなります。同時に、そのネットによって、足を引っ張られる可能性も格段に高くなります。何を信じて、何を捨てるか、情報の取捨選択の難しい時代になりました。
【余談】
今の日本の現状は、大量の国債発行で下手をすると今後数年で、予算が組めなくなる可能性さえあります。ただ、今回の代表選などでは、財政の心配をすることは財務省の言うままになること、と言った風潮ができました。役人の言いなりとか関係なく、今のわが国は危機的な状況です。今回の代表選をきっかけに、この危機を助長することになりそうです。
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