現代は、起業するために必要な知識と言いますと、法律、会計、マーケティングと言われます。このような言い方をするのは、米国のMBA(経営学修士)などで勉強する際に使われる場合です。日本で小企業を起業する場合には、マネジメントやコミュニケーションの方が現実的には役立ちます。
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起業アドバイザーの中山おさひろです。
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ただ、今の日本で起業に必要な知識と言いますと、第一に挙げられるのがビジネスアイデアです。お金を儲けるためのアイデアですが、実際に起業してみますとこのアイデアほど役立たないものはありません。10人の起業家がいますと、最初に考えたアイデアで実際に利益を上げている人は、2、3人しかいないと思います。
わたしの経験では、起業の時に必要な知識と言いますと、あらゆる問題を解決するスキルが一番大切と思っています。起業家が最初に身につけなければいけないのは、どんなにハードルの高い問題でも、解決することのできる能力を高めることです。決して、起業家一人で全てに取り組むわけではありません。
問題のジャンルによっては、知人や人脈を通じて他の人に依頼することもあります。自分自身で問題に取り組むことも大切です。コンサルタントに依頼することも必要です。起業を実現するため、降りかかる問題は早期に解決することです。起業する前の段階で、まずこの能力を磨くことです。
関連してもう一つ、今自分にとって何が問題なのか、問題の本質を知る能力も同様に大切です。いかに解決能力があっても、その問題自身に問題があってはジャダレにもなりません。起業に向かって、問題を探し、解決する能力が、まず最初に求められます。そこで能力が高まったうえで、初めてビジネスアイデアを探しても、まったく遅くはありません。
【余談】
日中間に問題が発生して、今注目されているのは産業廃棄物事業です。今後、しばらくはレアアース(希少金属)の不足が問題になります。現在、世界で産出している9割は中国産と言われていますから、その代替品を探すとなりますと、廃棄された自動車や電機製品から取り出す方法が、一番手っ取り早い方法です。産業廃棄物事業は、赤字の少ない事業ですし、利益率も高いビジネスです。ただ、誰でも直ぐに参入できないのが、つらいところです。
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