このところあまり聞かなかった企業のリストラですが、夏が過ぎて再びリストラの嵐が吹き荒れそうな気配です。わたしが以前働いていたマスコミ業界では、今を盛りに各社で進められています。また最近は、業界よりも個々の会社ごとの業績により、リストラ行なわれているようです。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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よく、「自分は、このまま今の会社に勤め続けるので、起業とは関係がない」と言うビジネスパーソンがいます。確かに、いつまでも今の会社が雇ってくれるとよいのですが、最近は40才や50才を過ぎると、ほぼ強制的に配置転換や降格を迫ってきますから、安定した仕事など今のわが国にはないと思った方がよさそうです。
そんなことで、会社にいるにいられなくなった男性が、フランチャイズに加盟して開業することを目指しました。彼とは友達の友達と言った関係で、わたしが起業アドバイザーをしていることも知らなく、格段相談も受けませんでした。友達の昔の同僚が気を利かせて、わたしに連絡がきて会って話を聞かせてもらいました。
フランチャイズビジネス自体、特段問題はないのですが、わたしが問題と思ったのは、彼が加盟するフランチャイズ本部の契約期間が10年と言うことです。現在、47才ですから、契約は57才までになります。日本の経済が右肩上がりのときには、10年間頑張るとそこそこの資産を残すことができました。
ただ現在の日本経済は、今後も再び下降線を描く可能性さえあります。今のままで財政赤字を続けていきますと、5年後以降には国の予算を組むことも難しくなりそうです。しかもデフレ経済の真っ最中ですから、大きな借金をしても、それを返済するだけ利益を上げるのが難しい環境です。
これは、フランチャイズだけの問題ではありません。今の経済環境では、長期的には何が起こるか予測が難しいので、あまり長期の契約はしないことです。事務所の賃貸契約とか、取引先との契約とか、できるだけ短期間の契約でリスクを軽減させる工夫が必要です。
結局、友達の友達は、そこのフランチャイズへの加盟は止めて、新たなビジネスで起業することになりました。セブンイレブンは15年、カーブスは10年といった長期契約は、加盟する側に大きな負担になります。経済環境がとても不安定な現在ですから、情報を広く集めて自分に不利にならないような起業をすることです。
【余談】
テレビのABCニュースを見ていましたら、米国でも男女の賃金格差は相当あるようです。日本は、特別に性差別が激しい国ですが、米国でもまだ格差は解消されてはいないようです。こうなりますと、起業して人を採用するときは、優秀な女性をどんどん採用するに限ります。ハンデがあるだけに、女性はよく働いてくれます。この10年の間にはっきりしてきたことですが、企業業績は社長の力量にモロ影響を受けます。また、女性幹部の多い会社ほど、企業業績が高いことを知られています。この流れに逆らうことはありません。
10月3日(日) 双方向の起業相談「休日にしっかり起業相談」を開催します。
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