わたしはこれまでに、起業に成功して事業を軌道に乗せた人たちを大勢みてきました。また、失敗した人にも大勢会っています。当初は、これらの人たちを分類する気などまったくなかったのですが、どうせ話を聞くならば傾向と対策をまとめられないものか、軽い好奇心で共通項をまとめてみました。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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そんな厳密なものではないので、軽く聞いてもらいたいのですが、成功する人たちには、せっかちな人が多いことです。仕事にしろ、食事にしろ、トイレまで早いと言ったました。ここのところは、みなさん意外と共通しています。頭の回転が早いのとは、また違います。
また、サービス精神に溢れている人がほとんどです。お金になるならない関係なしに、お客さんが望むことには、とことんサービスする気持ちの持ち主です。この傾向は、30年前の起業家にはなかったことです。この10年くらいの間に生まれた、起業家精神の一つのパターンです。
もう一つ、大切なことですが、起業にあたっての覚悟が半端ではないことです。起業に掛ける思い、お客さんの希望に応えるためのアイテムとアイデア、サービスにも徹底した熱意があります。目的地まで5キロある道を、7キロや8キロの準備をしてスタートしています。
逆に失敗する人は、5キロの道を3キロの準備でスタートするような人です。起業に対する根本的な覚悟が、まったく違っていることをひしひしと感じます。また起業が軌道にのっても、この緊張感をまったく緩めることなく、継続していることも共通してます。
起業は、誰にでも絶対に上手くいく、本やDVDで宣伝文のようなものではありません。時間は限られていますし、開業資金もそうそう潤沢にはありません。その中で起業に成功するためには、事前に他の人以上の覚悟が求められます。5キロの道を、10キロ歩く覚悟が求められます。
【余談】
1980年代、前半は今と同じ円高で凄くて、円高不況と言われていました。それが、85年あたりから円高をバネに海外投資が始まり、輸入物価の値下がりもあって日本経済は急成長に転換します。今回、円高のマイナス面ばかりが喧伝されています。これは、旧来型の産業ばかりが今も主役でいるせいです。経済は、プラスとマイナスはゼロサムですから、マスコミで円高に音を上げている企業がある反面、黙っていますが、相当利益の上がっている会社があります。その会社が、利益を投資するか、人件費で使うことです。
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