最近、会議に参加して思うことですが、参加者の心構えがすっかり変わった気がします。以前、2000年より前の企業の会議では、事前に議題を知らされ、参加者は予め発言する内容まで準備した上で会議に臨みました。ところが最近の会議では、議題は知らされますが事前の準備はしないで、論議の行方は誰にも判らずに進行します。
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起業アドバイザーの中山おさひろです。
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この会議の方法については、わたしは以前からこのように聞かされてきました。日本企業の会議では、参加者は自分の発言内容について事前に整理しておき、関係者に予め根回しをした上で会議に臨むと言うものです。米国企業の会議では、会議に参加したときに議題を知らされ、そこから議論をしながら結論につなげていくと言われていました。
この2つの会議の方法によりますと、日本企業の場合は自分の発言を終えると、ほとんど他の人の話は聞いていません。会議と言うよりは、報告会の性格が強い集まりになります。米国では、会議で発言しないことには、その会議に参加していないのと同じです。そして、議論の行方によっては、まったく想像もしなかった方向に結論が行くことになります。
日本企業の会議は、最近米国型に近づいています。わたしがコンサルタントとして参加する2社の会議でも、地域の経営者の集まりの会議でも、どちらも議題は集まった席で初めて公にしてます。参加者は発言することにより、会議への参加度合いが変わります。また、発言を通して仕事に対する取り組み方も変わります。
起業する人には、この日本型の予め決めた方法でまい進する起業から、周りの変化に対応して自在に変化する米国型の起業を勧めています。このところの、デフレ、円高、対中国と経営環境は刻々と変化しています。現在の経営では、朝令暮改は当たり前です。変化に対する切り替えを素早くして、現在の難しい経営環境を楽しんでください。
【余談】
考えながら、そこでのまとめを発言することは大切です。起業の場合のアイデアなど、このような話し合いの中から生まれることは多くあります。頭の回転も早くなっていますから、一人であれこれ逡巡しているのと違って、面白いように生まれます。ぜひ、自分がアイデアを生み出す一番の方法を考え出してください。その後の、事業展開がとてもやりやすくなることを請け負います。
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