秋になってすっかり元気がなくなった日本経済ですが、その中で一人気を吐いているのがB級グルメのグランプリ大会です。B級グルメの全国決戦とも言える、B‐1グランプリが神奈川県厚木市で9月に開催されて以降も、各地で地域イベントが続いています。また、オールカマーのB‐1ばかりでなく、焼きソバ、餃子や丼モノ、焼き鳥といった、種目別グランプリも開催されています。
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このようなイベントは、B‐1グランプリが初めてかと言いますと、決してそんなことはありません。これまでも、各地の名物料理がイベントで振舞われることはありました。ただ、他の競技大会や集まりの添え物として、会場近くで販売されることがほとんどです。決して主役ではなく、彩りを添え参加者の食事代わりとして販売されていました。
多分、このようなイベントの始まりは、2002年に北九州市の小倉城公園にて開催された、富士宮やきそばと小倉焼きうどんによる「天下分け麺の戦い」が始まりではないかと思います。地域特有の料理が全国的に知られたイベントでした。B‐1グランプリの第一回が開催されたのは、06年の青森県八戸市からです。
そこでB級グルメと起業の関係です。B級の料理は基本的に、各地で古くから作られていて、飲食店で提供されている料理です。そのため、既存の飲食店が中心になってイベントに参加し、町おこしの一環として活用されています。起業する人の場合は、地元で飲食店を開業した時にその店のメニューに加えることで、B級イベントへの参加資格を得ることになります。
ただ最近は、新たにB級グルメ向け料理を創作する町が現れています。B級グルメの大きな柱として、地元で取れた食材を利用することがあります。そのため食材がよく知られている場合、その知名度を活用して料理を作りますと、それだけでB級グルメの料理らしくなる利点があります。別に、古い料理ばかりではありませんから、起業する人はこのような方法で参入することも可能です。
【余談】
円高がいよいよ厳しい局面になってきました。古い資料を調べていましたら、1ドルは1985年=240円、95年=79円、05年=110円で、10年=80円です。バブル経済からその後の処理までの、85年~95年があまりに急激な円高です。この時代に、円高だけでなく、経済成長も、社会秩序も、グローバル化も、全て先食いしてしまった気がします。その後の15年以上に渡って、このときのツケを払わされているのが今の日本です。
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