お金のかからない簡単な起業方法は、ここでもわたしのサイトでも、とても多く寄せられる質問の一つです。この質問は、外国の起業サイトにおいても多いようで、とても関心の高いテーマです。これから紹介するのは、新聞を通して知った、英国で失業者たちが起業したことで有名になったビジネスです。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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ロンドン東部に住むデイブ・ミラー(34)さんは、2007年にバンク・ワークス社を創業しました。この会社は失業している人を修理工として雇い、路上に放置されている自転車を回収して、再生、販売する事業で有名になりました。現在は、わが国でも自動車に代わる交通手段として自転車が見直されています。
この傾向はヨーロッパでも、米国でも同じように流行っていて、世界的に自転車需要は強くなっています。ここに目をつけ、大都市におけるレンタル自転車ビジネスは、小資本による事業の格好のモデルになっています。ただ、日本においては起業家が不足しているせいか、放置自転車の所有権問題がネックになっているせいか、あまり流行っていません。
それでもまったく行なわれていない訳ではなく、既に事業化が進んでいるところもあります。地方自治体によっては、廃棄されて自転車を再生して、レンタル事業を行なっている都市があります。また民間企業では、福島県いわき市のバイクオフコーポレーションが、06年から大学構内の放置自転車を対象にレンタルを行なっています。
全国的に考えますと、放置自転車を再利用するビジネスには、まだまだビジネスチャンスがありそうです。わたしの街では、放置自転車を再生して販売している高齢者がいますが、けっこう商売になっています。自転車修理と並行して行なっていて、シャッター通りの閉店していた店舗を借りて開業しています。
グローバル化の波は、わが国にでも生かされているようで、単に商品や労働者のグローバル化ばかりでなく、レンタル自転車のように失業者の知恵もグローバル化できます。今後、ますます景気は悪化しそうですから、しぶとく生き抜く起業の種を探すことです。
【余談】
今後起こる成功、事故、不幸、幸運は突然やってくるわけではありません。これまでの延長線上に起こることですから、多分に今から予測することができます。起業では、この予測が大きな役割を果たします。勘のよい人とは、この起こりそうなことを見抜く力の優れた人です。そう考えると、身の回りに今後発生しそうな事柄が多くあることに気付くと思います。わたしも、そろそろ終わりが近づくかなと思っていたプリンターが、遂に寿命を迎えましたw 確かに、突然やってくるものではありませんw