現代のビジネスにおいては、ストーリー性がとても重要視されます。繁華街に行っても、駅ビルの中でも、インターネット上でも、同じような商品やサービスを扱っているお店はいくらもあります。その中から、お客さんが自分の感性と合う商品を選ぶとき、ストーリー性が大きな役割を果たします。ほんの小さな関わりでも、お客さんが商品とのつながりを大事に思ってくれると、そこの商品は売れます。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
現在、人気ブログランキング 起業部門 9位から8位へ上昇してます。
今日もクリックよろしくお願いします
人気blogランキングへ
ボールペン一つにしても、国内外の多くのメーカーがあります。文字を書けるなら何でも同じようですが、実際にボールペンを買うときは、手に取り使い心地を調べます。これまで使用していたボールペンを基準に、今度は少し太字にしようとか、考えます。そんな時、メーカーの製品開発物語などをTVで知っていると、多くの人はポルシェデザイナーのP’3110とか、ビスコンティのウォールストリートとか、そのストーリーを元に購入してくれます。
そんなストーリー作りの典型を見た気分にさせられたのが、市川海老蔵の暴行事件です。思い起こして欲しいのですが、11月25日未明、西麻布の飲食店で暴行を受け、頭部、顔面を負傷して、最初は被害者としての顔でした。26日から27日にかけて、彼の個人的なことはまったく伏せられ、ただただ被害者として登場しました。
28日になりますと、彼が被害を受けた当日の模様が徐々に公になります。一説によりますと、この時点で事件の全容を知っている人もいたようですが、ニュース作りのプロは被害者のまま報道してます。ただ、29日以降は、海老蔵の非も徐々に取り上げられてきます。このようにして、新聞やTVを見る人は引き込まれていき、芸能事件の専門家に仕立てられます。
このような報道の目的は、新聞やTVの愛読者が増えることです。そのため、誰が仕組むわけではないのですが、自然と型の決った報道の仕方をします。起業においても、自分の扱う商品や会社などを、少しでもお客さんに親しまれるストーリーを考えることが大事です。同じ起業をするなら、多くのファンを作って、お客さんのために少しでも役立つビジネスを展開することです。
【余談】
これまで2度、わたしたちOSA研究所では、起業説明会を開催してます。これは、起業家の人が準備を終えて開業するとき、親しい人や協力してもらいたい人に集まってもらって、起業内容の説明会を催すものです。一種の身内向けプレゼンですが、案内葉書だけでスタートするのと違って、お茶を飲みながら説明したり、意見を聞いたり、けっこう好評な集まりです。興味のある人は、この
ページの下にあります。