最近、気になっていることの一つに、検索エンジン ヤフーの問題があります。みなさん既に知っているでしょうが、インターネットでキーワード検索をする時、ほとんどの人はヤフーかグーグルのポータルサイトを通じて、検索を行ないます。従来日本では、ヤフーが圧倒的に強く、7割以上のシェアを握っていました。
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一方、世界では圧倒的に強いグーグルは、わが国では3割程度に甘んじていました。ところが、自社では自動検索システムを保有していないヤフーが、グーグルと提携して検索技術を利用させてもらうことを発表したのは7月です。その後公取委の調査などがありましたが、先日正式に提携が認められました。
現在、既にヤフーとグーグルの検索ランキングはほぼ一致しています。わたしのサイトを例にとりますと、10月7日には、ヤフーの検索エンジンからのリンクを通して62%、グーグルは33%でした。これが、12月5日ではヤフーは39%、グーグルが51%と逆転しています。多くのインターネット利用者は、検索のためのポータルサイトをグーグルに切り替えはじめています。
ヤフーは売上高2800億円の大企業です。この売上げは、国民の半数以上の人が、ポータルサイトでヤフーを利用していることから始まる売上高です。ショッピングもオークションも、旅行もグルメも、「Yahoo! Japan」のサイトを多くの人が利用しているからです。その中の何割かの役割を果たしている、検索エンジンをライバル会社に依存することは、常識的に経営には大変なダメージになると思うのですが、問題はないのでしょうか。
現在、起業を目指す大半の人は、自社の宣伝にインターネットを利用することを考えています。これまでは、向かい合うように2軒のポータルサイトがありましたから、比較的容易に検索ランキングの上位を狙うことができました。今後は、グーグル1軒ですから、無料で宣伝可能な検索ランクの上位狙いが難しくなると思われます。早めに対策を考える必要があります。
【余談】
今、フィットネスのエアロビは会員の高齢化に伴い、動きの激しいクラスは集まらないそうです。この種の運動に熱心な30、40代の女性は勤める人が増え、結局以前はスタジオに入りきれなかった会員も、今は10人も集まらないと言います。このような高齢化に伴うお客さん不足の話は、他の業種でもよく聞きます。しかも、団塊の世代の退職を当てにしたシニアビジネスは、大半が需要不足で店仕舞をしています。50代より上のお客さんをターゲットにしているビジネスは、多くが見直しを迫られています。あなたのところは大丈夫ですか。
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