起業を実現した人の10人中10人は、起業準備中の苦労など苦労に入らないと言います。ほとんどの人が、「自分は準備中に何をしていたのか、お金になる仕事はほとんどしていなかった」とも言います。助走段階でのトラブルと違い、開業してからのトラブルは収入に響くホンモノのトラブルです。一つ判断を間違えますと、廃業の危機にまで発展します。開業後は真剣勝負と思ってください。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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わたしの起業相談に、開業した後の初めての人から相談が寄せられることがあります。開業後の経営が、想像以上に厳しいため、今の事業を続けるにはどうしたらよいか、と言った内容です。本来なら準備段階から、厳しい経営環境をある程度想定した上で開業するべきです。厳しい状況に追い込まれてから相談されても、わたしが取って置きの裏技を用意しているようなことはありません。
やはり準備段階において、想定しなかった緊急状態が発生した場合の対応策は考えておくべきです。あらかじめ、起業の出口戦略を考えておくことも一つの手です。わたしがホームページの表題を「転ばぬ先の起業講座」としたのは、この予想もしなかった事態を考えてのことです。もちろん、予測しなかった良い事態が発生することもあります。
多くは、販売不振や大きなクレーム、商品やサービスの欠陥など、会社の存続を脅かす問題の発生です。この場合の対策を、わたしは起業の段階から慣れておくこととお勧めします。起業においては、間違いなくトラブルは発生します。それを事前に止めることなどできません。それよりは、経営能力を高めることによって、早い段階で食い止めることです。
また、このようなトラブルに合うことによって、商品やサービスなどはどんどん品質が向上します。後々、このトラブルをありがたいと思える日が来るほどです。起業家の経営能力も格段に向上します。ビジネスの世界で生き残れるのは、このようなトラブルに揉まれてきた人たちだけです。決して、ビジネストラブルが悪いことばかりではないことを、認識していただけましたでしょうか。
【余談】
先日、わたしは地域の水泳大会に参加しました。そこで、2年前のスイミングスクールに通っていたときのタイムと比較して、2秒近く遅くなっていることを知りました。実は、昨年も同じ程度のタイムしか出ていません。散々練習してこのタイムですから、落ち込みました。そして考えました。やはり、フィットネスのプールではなく、スクールで揉まれていないと早いタイムは無理です。フィットネスのノンビリ泳ぐ人ばかりの中では、間違いなくスピードは遅くなります。これは、起業でも同じです。一人で揉まれずに起業した場合、どうしても一人よがりになります。起業は、多くの人の意見を聞くと可能性が広がります。
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