若いときには、まったく考えたこともありませんでした。40歳を過ぎたころには、自分のいるべき場所は会社と思っていました。そして50歳を過ぎると、会社も決している場所ではないことを知らされました。住まいのある地域社会とは、当時はまったく接点のない生活をしていました。もし、家庭内だけが自分のいるべき場所と思っているなら、世間では引きこもりということになります。
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起業アドバイザーの中山おさひろです。
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現代においては、誰もが自分のいるべき場所を必要としています。今会社勤めをしている人が、何らかの理由で会社を辞めることになったとき、自分にはいるべき場所がないことに気付くはずです。実際に辞めてみないとリアルティがないと思いますが、それは大変なことが起こったような気分になります。自分の所属する場所がないのですから。
上手く次の会社が見つかるとよいのですが、現在は新たな会社探しが大変です。会社がなくなりますと、地域社会での活動や個人的な趣味の世界と言うことになります。最近は、NPO(非利益団体)に加入する手をあります。非常に緩やかな組織ですが、そこに所属して活動することも可能です。
そんななかの一つとして起業があります。起業は自分にとってのいるべき場所としては最適です。ただ、上手い具合にお客さんがそこそこいて、ビジネスとして成立するとよいのですが、なかなか上手くいかないこともあります。そのため、事前に自分の得意な技を見つけておくことが大事です。お金を得ることの技術です。
また、他の人にはできない、自分の技術を生かす方法を見つけることです。現代においては、一つの技術だけでは食べることはできません。その技術が生きる方法と場所を探しておく必要があります。最後は、自分の場所探しと言うことになります。普段はまったく気にすることのない、自分がいるべき場所ですが、今は真剣に考えておかないと大変なことになります。
【余談】
家系図作りで北海道の片田舎で起業した人がいました。わたしのブログでも取り上げましたが、その後この人は行政書士法違反に問われ、1審、2審共に有罪でした。依頼者から頼まれた家系図を調べ上げ、巻物状の和紙に毛筆体で書く、個人の観賞や記念のために作るものです。1通、15万円で作成しています。最高裁は、この行為を無罪としました。意味のある証明文書として利用するものではないと言う判定でした。今、日本では既得権益を持つものが幅を利かせています。そのため、新規に参入しようとすると大変なエネルギーが必要です。このような最高裁の判決がでて、起業のための障害が少しでも少なくなると、日本経済も活気付いてきます。
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