この時期、年の瀬で多くの店や会社は慌しくなります。起業したばかりのときは、資金繰りや商品在庫の問題も起こりますから、一年で最も頭の痛い時期でもあります。そのため、どうしても自分のことばかりにかまけてしまいます。そんな時は、経営上の問題が発生しやすい時期でもあります。本人は一生懸命に仕事をしていても、従業員にその必死さが正しく伝わらないと、単に経営者が不機嫌で従業員にも伝播するだけです。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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10年くらい前と比較しますと、現在はお店の従業員の接客態度が格段にレベルアップしています。それは、お客さんがお店を好きになる最大の要因が、従業員の接客態度で決ることに多くの経営者が気付いたからです。いくら良い商品を安く販売しても、従業員の接客態度一つでお客さんはお店に寄り付かなくなります。お店にとって接客する従業員は、その店の顔です。決して経営者ではありません。
そのため、従業員採用や従業員教育には、時間とお金をかけ、最大の関心を持って取り組むことでお店に成否が決ります。起業するときには、どうしてもここまで気が廻らないのが現実です。起業家の場合は、接客の重要性に気付いていないため、安い給料で雇えるなら誰でもよいと思ってしまいます。ここは、起業にとっての落とし穴です。少し長い目で見ますと、起業失敗の原因ともなります。
お客さんは、どんなに歴史と伝統があっても、どんなに良質な商品を販売していても、対面する店員や従業員の態度、言葉づかいで次の来店を判断します。この単純な顧客心理に気付かないと、いくら起業家が頑張っても会社の継続は難しくなります。起業では、目の前に見えている現場の他に、もう一つ見えない現場があると考えてください。この見えていない現場をどうコントロールするか、起業家としての力量が問われ、場合によっては落とし穴にもなります。
【余談】
今日は今年最後の起業面談でした。今の雇用状況を聞いていますと、年末も年始もない気持ちになります。ぜひとも起業では成功してもらいたいものです。また、会社でのうらみつらみは尾を引かないで貰いたいものです。会社勤めと、起業とはまったく違ったものと考え、気持ちも新たに起業に取り組んでください。
今年も、年末・年始の起業相談参加者をまもなく募集します。
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