起業においては、事業計画がとても重要と思っている人が大勢います。起業を目指す人の中には、事業計画書の作成があまりにややっこしく、そこで断念する人もいるほどです。
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起業アドバイザーの中山おさひろです。
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多分に事業計画を重視するのは、開業資金として公的資金を借りる場合、事業計画書の作成に注文をつけられる影響があると思われます。
また、米国のビジネススクールでも、ビジネスプランの作成が大きな役割を果たしています。これらは、ビジネスの仕組み作りのためで、お金の出入りや商品の出入りによってビジネスの流れを説明するものです。
わが国では、昔から事業計画より、「気付き」が起業では重視されてきました。これは、消費行動に対する「気付き」のことで、事業計画に落とし込む前の稼ぐためのポイントです。
「気付き」の例として、地方都市では小学校入学のためのランドセル販売は、前年の8月に行なわれます。販売する店舗は、その前に仕入れておかないとビジネスになりません。
これは、孫が祖父母の許に遊びに来る、お盆の時に買い与えるケースが増えていて、この消費行動の「気付き」によって、栄えるかばん屋さんと廃れるところとができます。
起業にあたり、会社設立をして従業員を雇うような規模では、ビジネスプランを作成する必要があります。ただ、個人で起業するような小規模な場合は、ビジネスプランにばかり関心を払うよりも、「気付き」を増やすことの方が大事です。
最初から上段に構えて、ビジネスプラン作成重視で起業を考えこともよいのですが、規模の小さな起業を考えている場合は、「気付き」の方を大事にしてください。
そこから徐々に事業規模を拡大して、本格的な事業計画作りに発展させてください。
【余談】
日本人の成人式と云いますと、社会の一員になるための通過儀礼です。会社の入社式、学校の入学式、消防団の入団式と、どこの組織に加盟する場合にも、それなりの儀式をした上で一員として認めてもらえます。起業の場合には、この入社式がありません。その代わり、もう事業の継続が無理かと思うほど資金繰りが厳しくなるときが、起業家にとっての入業式かも知れません。
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