福島第一原発の1号炉から4号炉まで、大変なことになりました。原発自体は大変危険な発電施設ですが、施設を電力会社が制御できているうちは問題はありません。何が大変かと言いますと、電力会社の制御が及ばなくなったときです。
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起業アドバイザーの中山おさひろです。
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政府と電力会社も、学者も大丈夫と言っていますが、これまで電力会社が制御できなくなる事態は、ウクライナのチェルノブイリ原発と米国のスリーマイル島原発の2つだけです。これらは、1カ所の原発での事故です。
福島第一の場合、1度に4カ所の原発が同時に制御不能になっている点です。そのため、米国やヨーロッパ各国政府は、自国民に関東地区から早く退去するよう促しています。日本にいますと、危機感が鈍くなっていますが、これまで人類が経験したことのない事態ですから、これらの国では危機感が一段と強くなっています。
もう一つ、わたしが気付いた今回の危機管理の失敗です。政府当初、福島第一から半径3キロ以内の住民に避難命令をだしました。その後、10キロ以内、20キロ以内、現在は30キロ以内を設定しています。
本来なら、最初に20キロなり、30キロを設定し、その後の推移を見ながら、できたら狭めていくのが理想です。当初から事態を甘くみていたことが読み取れます。危機の時には、後から心配し過ぎを笑われるくらい、深い配慮を払うべきです。
起業の時にも、似たようなことがよく起こります。当初計画よりも売上げが少ないとき、ただ頑張るよりも、従業員や関係者に広く触れ回って、情報の共有を図ることです。このままでは、潰れてしまうとみんなに思わせます。
その結果、後から杞憂で終わることがベストの解決法です。これが、わたし流の危機管理法です。失敗しないためには、このくらいオーバーな行動に出ることです。起業当初、一人で立ち上げるときも、知人やコンサルタントなど、広く声をかけて失敗から遠ざかる努力をすることです。
【余談】
このところ、東京でも地震の被災地同様に、食べものや日用品の買占めには目を覆うものがあります。ガソリンもスタンド前に長い行列ができています。わたしの若い頃、オイルショックで同じような買占めがありました。後に、不足していたはずのトイレットペーパーが、大量に在庫のあったことを知りました。買い急ぎは、いつの時代も失敗します。渋滞の時間には
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