わたしが今一番気になっているのは、東京電力管内で実施されている計画停電の影響です。管内を5ブロックに分け、3時間40分の区切りの中で停電を実施する仕組みです。一日ごとに時間帯をずらしているので、各家庭が平等に停電を受け入れることになります。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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家庭の場合は平等でもよいのですが、日々営業活動をする企業の場合、毎日違った時間帯の停電ですから、どこの会社も安心して仕事ができない状態です。しかも、3月14日の実施以降お客さんの数がすっかり減っています。
連日、日替わりの停電があることによって、お客さんがネットでもリアルでも、買い物に出歩かないなっています。このままですと、首都圏から大不況が起こりかねない状態です。起業する場合、この経済の現状認識が必要です。
起業するのに、ベストのタイミングなどはありません。これは、上手くいったらベストですし、失敗したらバットです。ただ、大震災の最中に起業するよりは、周辺環境をよく見据えて、お客さんの購買意欲を計算した上で起業することです。
大事なことは、起業する側も大変ですが、既存企業はもっと大変なことを知っておくことです。売上げが細っているなか、従業員の給与や光熱費、通信費など、固定費は従来通りにかかります。環境が変化しているときは、対応のしやすい起業する側の方が有利です。
大震災の発生以降、株価は大きく下がっています。多分、地価も今後は下がります。投資する人が減っています。起業も投資です。ただ、株価は他の投資家の動向に影響されます。皆が買うと上がり、売ると下がる仕組みです。
起業の場合の投資は、お客さんが相手です。今後、お客さんの増えることが、予想されるビジネスは起業チャンスです。今ですと、間違いなく需要が増えるのは住宅、建築、土木など復旧事業です。東北の地元の業者も被害に遭っています。
そのため、阪神の時と同様に全国から業者が集まります。飲食業は、この建設関連が動き始めないと上向きそうにありません。ブランド品は、ここしばらくは厳しい時代が続きそうです。個々の業種に関しては、個別に精査する必要があります。
世界で最も有名な投資家 ウォーレン・バフェット氏は、この大不況の株価が下がり続けるときに多額の資金をつぎ込みます。これは、起業においても鉄則です。皆が起業するときはやり過ごし、起業など考えもつかないときがタイミングです。
【余談】
今日会ったシステム開発会社の経営者は、「地震にも、津波にも、原発にも逃れたのに、不況でやられるのは情けない」と嘆いていました。彼のジョークですが、今経営者に皆さんは、同じような思いです。大震災からこちらは、すっかり経済が停滞しています。こんな状況でも、何かしら新しい展開を考え続けることが、ビジネスでは大切です。不安定なときこそ、利潤を生む源泉ですから。起業に関する相談は
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