書店にお客さんが戻っています。わたしがよく出かける駅ビル内の書店は、普段あまりお客さんがいないため、経営が成り立つのか心配するほどでした。本を立ち読み人はいても、支払いカウンターに並ぶ人はほんとうに少なかったのです。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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それがこの2週間、お客さんが倍増しています。立ち読みばかりでなく、カウンターに並ぶお客さんが増えています。一説によりますと、インターネットで検索した情報にいい加減なモノが多いことから、紙による情報に回帰していると言うものです。
東日本大震災の発生以降、命に関わる情報を調べる人が増えました。放射能に関する情報は、基礎的なしっかりした情報を知らないことには、テレビやネットで入手する情報だけでは判断がつかなくなっています。
この傾向は大震災以前から、リーマンショックや新型インフルエンザ、家畜口蹄疫、鳥インフルエンザと、基礎的知識を必要とする問題が続いていることに原因がありそうです。池上彰さんの情報解説に人気が集まっているのも、この基礎的知識と関係がありそうです。
起業に向け情報を収集しようとする場合も、どの情報を信用してよいのか不安に思っている人が少なくありません。つい先日までの好況から、不況に突き進もうとしているとき、果たして起業するタイミングなのか、どうか悩んでいる人がいます。
そのようなときは、自分の信頼できる人を探して、その人の意見を参考に考えることです。通常、ベンチマーク方式といわれます。元来ベンチマークは、土地の測量をするときの水準点を意味する言葉です。信頼する人の意見を水準点にします。
しかも、ベンチマークには2人の方が精度が高まります。一人だけの意見に頼りますと、間違えたときのリスクが大きいですから、セカンドオピニオンでもう一人の意見も参考にすることです。この場合、二つの意見のブレが大きいほど、あなたも悩むことになります。
起業することは一大事業です。簡単に起業したり、止めたりと言うわけにはいきません。そのため、モノゴトを慎重に判断する必要がありますが、あまり慎重すぎると時間ばかりを喰うことになります。効率的に判断する場合に、ベンチマークの利用はとても有効です。
【余談】
今の日本は、東日本大震災で大変です。10年前の米国は、9.11で国がひっくり返るような騒ぎでした。場所が米国で最も大きな都市 ニューヨークで、全米の飛行場が機能を止めたのですから。大震災と比べますと死者数など比べものになりませんが、その後のアフガン戦争を考えますと、大変な人災に遭遇したことになります。それでも、人間は立ち直ります。日本も、大震災には負けていられません。