東日本大震災が発生した3月11日から16日にかけ、福島地検といわき、郡山の両支部は、事件で逮捕、送検した容疑者31人を、処分保留のまま釈放していました。震災被害により、起訴に必要な取調べや食事の提供ができない恐れがあることが理由です。
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関東大震災の時には、朝鮮人による暴動が起こると言ったデマにより、官憲の大量殺人が起きています。このようなときには、至るところで緊急措置が実施されます。倫理観や道徳的節度がなくなり、社会的な責任を果たさない犯罪がいたるところで起きます。
みずほ銀行では、大震災の義捐金振込みが集中してシステム障害が起こり、19日からの3連休の間、銀行窓口において預金者へ10万円までの仮払いを実施しました。ここでも、預金額を超える現金引き出しをする人が多数いて、「今後、返還を求めていく」と言っています。
岩手県気仙沼では、津波に遭った信用金庫が4000万円盗まれる事件も発生しています。津波や原発の報道に隠れ、あまり多くはニュースになっていませんが、大震災を契機に犯罪が多発し、悪がはびこっています。
マスコミは、海外メディアでは「日本人の秩序ある行動、どうして略奪が起こらない」などと報道しています。単に、日本のマスコミが震災絡みの犯罪を報道していないだけです。外国の大惨事の時ほど頻発していませんが、犯罪は起こっているようです。
今後は、被災地で失業者が増えますし、全国的に不況色も濃くなります。金持ちや高齢者が狙われる犯罪は、ますます増えることが予測されます。そのため、以前なら安全だった取引や金銭の持ち歩きも、大震災を契機に犯罪に巻き込まれるケースが増えそうです。
起業する人の場合、開業資金を貯めていますから犯罪に巻き込まれ易くなります。これからは頭を切り替え、今後は日本社会に犯罪が増えることを覚悟するべきです。転ばぬ先の起業ならぬ、杖ですから、慎重な行動をすることです。
【余談】
大震災チャリティマッチのサッカーは、重苦しいわが国の空気を吹き払ってくれる可能性があります。本来、国が被災者や犠牲者への追悼の日を設け、その日を境に気持ちを切り替えるのが国際的な手法です。ただ、政府にそんな知恵のある人はいませんから、サッカーや、野球のようなイベントによって空気を変えることです。国民は、「不謹慎」の言葉にはうんざりしてますから。