今は、多くの国民の関心が福島第一原発の行方に集まっています。この問題が終息した時、次に待ち構えているのは、計画停電や東北発の品不足などによる大型不況の到来です。被災地では失業率が高まっていますし、全国的な自粛ムードにより消費も落ち込んでいます。
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起業アドバイザーの中山おさひろです。
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3月末をもって廃業や倒産した飲食店は、相当数に上りました。この傾向は、計画停電が半年や一年の長期に及ぶことを考えますと、これまで以上に増えそうです。決して、将来が明るくなりそうな気配はありません。
そんなこともあって、起業より、副業を考える人が増えています。まずは、今の勤めで仕事をしながら、次のステップのため、副業をしようと考える人たちです。現在の環境を考えますと、この考えは決して間違っているとは思えません。
起業を計画している人が、いきなり起業に走るよりは、事前に副業などで業種の雰囲気に馴染むことは大切です。また、自力でお金を稼ぐことをすることも、起業にとっては貴重な体験になります。
そんなこともあるのでしょうが、副業のためのセミナーは人気のようです。ただ、現実にセミナーに参加した人の話では、昨年後半から副業のための仕事が減っているようです。
副業の対象となる仕事のベスト3といいますと、飲食店員、コンビニ店員、アフリィエイトの3種です。このうち飲食店員は、不況風が最も強くあたっている業種のため、今は募集そのものが大きく減少しています。
また、コンビニ店員の場合は、いつ誰と顔を合わせるか判らない不安があります。ほとんどの会社は、就業規則で副業を禁止しています。その中での仕事ですから、仕事をしている姿は誰にも見られたくないものです。
そのなわけで、ネット上にサイトを立ち上げ、関連商品の広告を出して、仲介手数料を貰うアフリィエイトに多くの人が集中しています。4、5年前までは、素人の主婦が毎月10万、20万円稼いだ話が話題なっていました。
ただ、最近は、アフリィエイトの専業でさえ100以上のサイトを開設して、パソコンに付きっ切りで商品紹介をして、月に50万円とか、60万円の広告料収入を得ている状態です。この業界も、副業で立ち上げる人も多く、競争はこれまでになく激しくなっています。
そんなアフリィエイトで起業した人が、このままアフリィエイトを続けていると、精神がおかしくなりそうとか、本来の起業とは全く違った世界と言っています。一時の片手間のつもりが、アフリィエイトだけで人生を終えるのではないかと言う不安があるようです。
【余談】
以前は、副業をしながら素晴らしい起業アイデアを考え、起業に結びつける人が少なくありませんでした。大半がネットを活用したビジネスです。最近、この人気を集めそうなネットビジネスにたどり着く人が、とんと現れません。今ネット関連といいますと、多くの人がスマートフォンのアプリ開発にばかりかかりきりです。みなが同じ方向を向きやすい日本人の困った習性です。日ごろから起業に向けての
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