先日、地元国分寺で企業経営者の集まりに参加したとき、物腰の柔らかな背筋の伸びた40代経営者と知り合いになりました。話の中で、わたしの下手な文章に以前から興味をもっているようでした。わたしの方は、彼の人当たりはどこで身につけたのか興味がありました。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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彼は、若いときは人の話をするのが苦手で、長いこと苦労していたようです。たまたま起業する前、付き合っていた女性が地元の劇団のメンバーになっていて、彼も彼女の伝手でメンバーになったと言います。そこで何度か舞台に立ったことで、人と話をすることが苦にならなくなったと言います。
米国では、起業家になるためのトレーニング法の一環として、演劇学校での演習があることは知っていました。日本でも、同じような経験をする人がいたことになります。演劇でなくても、発声練習でも同じ効果があると思います。人と臆すことなく話しができる人になることです。
演技や発声を練習することによって、他人とのコミュニケーション能力が高まることは確かです。金融機関が、ベンチャーキャピタルを交えて開催するビジネスコンテストなどでも、やはりしっかりと表現法を訓練した人は受け答えが上手です。ビジネスをするにも、大きな力になることは間違いありません。
また、自分をコントロールすることもできます。従業員を叱るとき、人から非難されたときなど、演技力があるとあまり醜態を見せずに済みます。大事なことですが、恥をかくことを怖がらなくなります。演技や発声には、ビジネスに必要な技術をカバーするテクニックが含まれています。
日本のビジネスでこのような訓練が利用されるのは、大企業の経営者になった人が専門コンサルタントから問題が起こったとき、即席で指導を受けるときだけです。株主総会での対応やマスコミの前で謝罪をするときなどです。多くの人が同じコンサルタントから習うため、同じような謝罪ばかりが繰り返されることになります。
起業する人は経営にばかり目が向きますが、人間的な度量も常に試されます。経営以外にも、ビジネスに役立つことなら取り入れてみる、そんな余裕も長い人生には大切です。演技や発声は、そんな余裕を与えてくれる技術の一つです。
【余談】
コミュニケーションが下手で悩んでいる人は大勢います。ただ、悩んでいるだけでは問題は解決しません。大事なことは、コミュニケーション下手という問題をどう解決するかと言うことです。悩む必要など全くなくて、上手くなるための方法を探すだけです。何点か方法を探して、その中から選択するだけです。起業も悩んでいないで、一歩目を踏み出すだけです。
第一歩はこちらです。