起業する人の中には、経理知識がほとんどないのに開業する人がいます。その結果、パート従業員で、以前会社に勤めていたとき経理を経験した人に、ほとんど任せきりと言った人さえいるほどです。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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わたしが以前面談したことのある経営者の中には、一度会社を倒産させていて、その原因がほぼ素人の経理担当者を雇っていたことでした。いきなり、「会社に資金がありません」と報告されたと言います。
預金残高があると慌てることもないのですが、起業して日も浅く預金もほとんどありません。それまで、資金がないと言われると、何とか資金繰りをしてきたようですが、そのときはツケも溜まっていて一巻の終わりでした。
経理が苦手のため、全てを担当者に任せていたツケが最後は回ってきます。起業のとき、事前に準備するものは色々ありますが、そのなかの重要な一つに経理知識があります。現在の企業経営において、経理と税務の知識を持つことは必須です。
経営を行うとは言葉の問題ではなく、数字の問題です。経営数字が経理の基本になっていて、経理をなくして経営は成り立ちません。そのため、起業する人は事前の経理を学んでおくことです。
一番簡単な方法は、市販の簿記テキストを購入して独学で勉強することです。そこで判らないことは、友人や知人に質問して教えてもらうことです。経理の記帳はパソコンで会計ソフトを利用すると、比較的簡単に整理して納税申告に利用することもできます。
経理の苦手な人の中には、税理士に依頼することを考える人がいます。税理士費用は、ほぼ一律の料金を取られます。この額が半端ではありません。起業して初年度は売上げも知れてます。そこで売上げの1割2割もとられては、会社が持ちません。
【余談】
菅首相は、失敗の連続でヤメロの連呼にあっています。多分、これを読んでいる人の中にも、首相の退任を望んでいる人はいると思います。今は、マスコミも、政治家も、官僚も、ひきずり下そうと必死です。ただ、電力会社や経産省をこのまま残すための多勢の大合唱は危険です。コンサルタントとしてのわたしの勘は、このみんなが声を揃える現象に不安を感じます。