今も中国での起業を考えている人が少なくありません。わたしの知人に、国内でネット関連のビジネスをしながら、中国進出を計画する中小企業のサポートをしている人がいます。その彼から聞いた話です。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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中国のGDP自体は、4~6月期に9.5%の高成長をしています。今の日本では、夢のまた夢のような高成長ですが、他方でインフレの進行も激しくなっています。6月の工業生産者出荷価格は7.1%、消費者物価指数は6.4%の上昇です。
中国国民は、経済成長によって失業の心配は少なくなりました。その代わり、物価上昇が激しいため、賃金の上昇が追いつきません。生活は決して楽ではありません。最近は国民の不満も高くなって、政治リスクが高まっていると言います。
中国で起業を考える人にとって、旧来型のモノづくりを中国でして、日本国内に輸入販売する仕組みはほとんど機能しないようです。人件費の上昇に伴い、ロットの少ない製造では採算が合わないと言います。
それほど中国の人件費は、上昇が続いています。そのため、中国に進出する企業の大半は、中国国内において製造販売することを目的に進出しています。最近は、飲食業の進出が目立って増えているようです。
わたしは、中国での起業に関する情報は、2人の専門家から教えてもらっています。その2人ともが、中国への中小企業の進出は性格が大きく変わったと言います。単に日本流スタイルを持ち込むだけでは、今の中国でビジネスを展開するのは難しいようです。
結論としましては、中国自体が日々変化しています。この変化に対応する覚悟がなくては、中国進出は不可能です。日本から見ますと、大きな需要と供給不足の現状は魅力いっぱいです。ただ、政治体制を含めて落とし穴が多いのも中国です。
【余談】
日本からは中国人研修生が、3.11以後大挙して帰国したため労働現場では、人手不足が起こっています。中国からも、日本技術者や労働者が物価高に音を上げて帰国しています。来年は、中国国家主席が代わる年です。中国も日本も、体制建て直しに慌ただしい一年になりそうです。起業に関する書籍
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