マンションなどの耐震強度偽装問題が公になるにしたがって、格安マンションに対する消費者の目が厳しさを増している。
マンションの後には、中古車、戸建の分譲や中古の住宅、貴金属、家具類などの格安品に、厳しい視線の行き場が広がるものと予想される。
売り手としては、消費者に対し商品が格安になる仕組みの説明が必要になる。納得のいく説明ができるかどうかによって、売れるかどうかが決まるだけに、その立ち回りは難しくなりそうだ。
逆に、高価格を売り物にしたマンション販売は注目されそうだ。景気の環境がいいだけに、無理に安さをアピールするより、何故高価格かを説明した方が消費者への説得力はありそうだ。
販売の流れが変わるときは、事前の予測などまったくなしに訪れることが多いが、今回の偽装問題は、そのきっかけになるような予感を起こさせる。
《お助けのワンクリックお願いします》
人気blogランキングへ