わたしは仕事の性格上、社会や景気の変化には格別に神経を使っています。世の中は絶えず変化していますから、ビジネスではその変化を見越し、お客さんの人気を集めそうなモノやサービスを提供する必要があるからです。モノが売れるとは、そんな提供の結果と考えています。
日経MJの1月13日号には、スーパーストアー店頭での今年の成長分野を予想しています。スーパーのバイヤーさんから、食品市場で今年売れそうな商品をアンケートによる結果です。第一位は、81ポイントで「惣菜・弁当」でした。ほぼ断トツの第一位です。
バイヤーの人たちは、「シニア向けの高品質な商品や健康を意識した商品が、今年は増える」と見ています。これまでは、弁当にしろ、惣菜にしろ、低価格品に人気が集まっていました。弁当などは、いかに安く販売するかばかり、製造会社は目を向いていました。
今年は、食材にこだわった高価格品にも需要が増えるというわけです。若い主婦の方には、既に弁当や惣菜の需要は広がっています。その点、シニア層には、自前の手作りをする家庭が少なくありません。この層にも、中食と呼ばれる商品を購入する動きが広がるとみています。
料理は、家庭で手作りする人の多い、最後の牙城でした。ここの領域にも、いよいよスーパーや専門店から購入する人が増えると見込まれます。次第に、ビジネスの仕組みも変わってきそうです。生産農家の需要は変わらないでしょうが、家庭向け販売よりも食品加工会社向けが増えそうです。
数量の減る家庭向けの野菜や鮮魚は、品質の高い商品の需要が高まりそうです。このような予想は、起業する人がよく考えた上で扱い商品を判断する必要があります。惣菜の味付けに関しては、分類することで人気になるような予感もあります。変化に合わせたアイデアで、お客さんに気に入ってもらうことが大事です。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。 起業アドバイザーの中山おさひろです。
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