東日本大震災などをきっかけに、起業を目指す人は大勢います。ただ、具体的なカタチで事前準備まで進めている人となると急に少数です。実際に起業したとき、上手く軌道に乗せることのできる人と、開業資金が底をついてタイムアウトに終わる人の違いは、この事前準備が十分な人と、あまり熱心ではなかった人との違いと言えます。
起業までのプロセスをさらってみますと、一番大事なことは起業する業種や業態で一度は仕事を体験すること。まったく学習塾で講師の経験のない人が起業するのと、短期間の経験のある人では、開業準備の進め方が違います。起業で最も重要なポイントがここにあります。どんなカタチであれ、一度は目指す起業の仕事を経験しておくことです。
わたしが驚いた中に、近日開業予定の名刺をくれた人がいました。このようなPR方法は、間違いなく話題になります。その人は不動産の開業予定でしたが、会社勤めをしているときから、起業家の集まりなどで賃貸店舗を借りるための相談に乗っていました。このアイデアは、その後わたしの親しい起業家の人たちの集まりでも話題になりました。
ネット活用は、早ければ早いほど有利です。ネットショップ、ブログ、メルマガ、Facebook、Twitter、と使える情報発信源はいくらでもあって、かえって迷うくらいです。ただ、ネットは思っているほどは具体性がありません。時間ばかり使っても、思うように効果が得られないという人が大勢いるのもネットです。
手軽にできるのは、起業のためのサポーター作りです。家族や知人、友人などに協力を求めることは大事です。起業をしたなら総力戦です。少しでもサポーターを増やすことです。同時に、開業予定地での地域活動に顔を出すことも欠かせません。開業してから顔を出すのと、開業前に出すのでは、地域の人の応援も違ってきます。
会社勤めをしながらの起業準備は、難しいと決め付けている人がいます。それでも、起業におけるビジネスアイデアと同じで、個人的なインサイドワークで進められることは沢山あります。しかも、この準備は起業して直ぐに成果となって現れます。事前準備では、早い着手と効果的な方法を考えましょう。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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