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4月2日、チリ沖でM8.2の大地震が発生、津波が押し寄せて、3.11東日本大震災を思い起こした人も多いと思います。自然災害とはいえ、長年築き上げたビジネスや家庭生活が、あっという間に津波で消えてしまったのですから、被害に遭った人は背筋が寒くなく思いをしたのではないでしょうか。 わたしも、福島県と宮城県の二人の会社をなくした、再建途上の人の手助けをしていますが、今でも思い出話をするたび悔しさが込み上げる、二人の思いを感じています。大震災をきっかけに、起業する人が大勢いる反面、大震災で会社を失くして再度起業に向け、頑張っている人も少なくありません。 会社経営や個人事業は、1年、2年の短期間の話ではありません。ビジネスが順調ですと、10年、20年の単位の話になってきます。その間には、間違いなく大きな失敗や廃業を考えるような販売不振に陥ります。いつもいつも順調で、平坦なビジネスが続くようなことはないです。 ただ同じ失敗でも、果敢にビジネス展開をしていての失敗と、何も行動を起こさなかったために発生する失敗では、まったくその性格はちがったものです。わたしのみるところ、現在開業している会社や商店の約半数以上は、惰性で開業しているだけで、積極的な営業展開はほとんどしていません。 その背景にあるのは、経営者が以前勤めていた会社の営業方法をそのまま真似ている人がほとんどで、新たなビジネス手法などを取り入れている人は少数です。新たなことをはじめて失敗するなら、後に大きな果実をもたらしますが、以前経験したことの踏襲だけではただの失敗で終わってしまいます。 ビジネスは、実験や調査と同じで、失敗の中からしか新たな手法は見つかりません。サイエンスの進歩は、そのほとんどが実験中の失敗によってもたらされます。ビジネスも同じで、新たな商品開発や販売方法を探っている中で、思いもしなかった手法が発見されます。 起業する以上は、失敗を恐れないことです。事業を大きくしている経営者の中には、「あのとき失敗をしていたお陰で、今の成功があります」と語る人が少なくないです。事業における失敗は、決して負けではないです。起業する前から、失敗を乗り越えられる強い精神を鍛えてください。 今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。 現在、人気ブログランキング 起業部門 12位です。いつも気持ちよいクリックをありがとうございます人気blogランキングへ