先日、友達3人と東京・立川のパスタ店に昼食を食べに行ったときのこと。一人がよく行く店で、シーフードパスタが絶品と勧められて店に入りました。ところが注文の段になって、勧めた当人がぺペロンチーノに変更します。他の3人はシーフードパスタ。何となく、不快な空気が流れたことは言うまでもありません。
初めての飲食店での注文は、思いのほかギャンブル性を含んでいます。なじみの店でも、初めて注文するメニューによっては、料金が高い場合だとドキドキすることがあります。飲食店の料理は、決して安いメニューばかりではありませんから、顔にこそ出しませんが緊張が走ることもあります。
一緒に食べに行った友達の注文に釣られて同じものを頼み、後から後悔した経験のある人は、けっこういるのではないでしょうか。横浜・中華街の小さな店の中には、店主が直接注文を聞いて、そのときに色々アドバイスをしてくれる店がありました。そのような店は、テーブルは少ないけれどけっこう人気の店でした。
接客が重視される今の時代、お店とお客さんの最初の顔合わせとなる注文聞きは、店舗経営者が考えている以上に重要なタイミングです。ウエーターの注文を聞く対応を見ますと、その店の品格が分る気がします。料理の味までが、ウエーターの表情に現れるといったら大げさでしょうか。
お客さんが、メニューの注文で後悔しないためには、こっそり紙に書いてもらうのも一つの手です。誰にも相談しないで、後悔しないために一人で判断してもらうわけです。他の店では行っていない注文方法を考え付いたら、それはビジネスとして大変な新規性を獲得したことになりそうです。
【一言】
爆笑問題の田中裕二さんの話です。学生時代、友達数人とレストランに入ったとき、小泉今日子がトイレをするか、どうかで論争になったそうです。田中さんは行かない派。彼女に惚れている連中は、行かない夢を信じていました。一人、絶対行くと言い張る人がいて、最後は喧嘩になって彼は怒って店から出たそうです。後になって気付いたのですが、このレストランに入ることになったのは、帰った友達がパチンコで大もうけして、そのカネで奢ってくれるところから始まった話だったそうです。
元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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