わたしたち人類は、何度も何度も失敗をして、失敗を繰り返すなかで新たな発見をしてきました。起業においても、何度も新たな方法を試み、失敗することによって多くのことを学びます。
中には、失敗を恐れて安直な成功談ばかりを真似て起業を試みる人もいますが、多くの場合は時代の変化を見誤って失敗に終わっています。
現在のビジネス環境は、起業家にも、わたしにも、既存の経営者にも、何が売れて何が売れないのか、はっきり判らないのが現実です。
ある程度までは、成功に近づくことはできても、売れる予測は誰にもできないことを知っておく必要があります。
起業する人の場合は、開業して直ぐに大きく売れるようなことはありません。ほとんど場合、思いに反して売れないのが現実ですから、次の手を次々と繰り出さないとお客さんの望む成功には近づけません。
何度も、何度も失敗する覚悟が必要なのは、この開業してからのことです。５年、１０年と開業している人でも、いつまでも同じ売れ行きは続きませんから、絶えず次の手を考えています。
この売れると言うことは、商品やサービスだけに限りません。販売方法がありますし、売っていることを知らせる方法もあります。
接客方法もあります。色んな角度から、売りことに関して考える必要があります。失敗を繰り返す経験の場は、考えるといくらでもあります。
起業して、「開業したばかりなのでは、そんなところまで考えが及びません」なんていい訳をしているようでは即刻退場になります。起業では、言い訳をするより先に、次の手を考えるだけのこと。
わたしは過去に、この次の手を人より少しは知った気でいました。ところが、東京・世田谷区で成功した方法が、神奈川・相模原では上手くいかないとか、時間、場所、顧客ターゲットが変わると売れ筋も変わる痛い思いをしました。
だから起業チャンスは、誰にでもあることになります。今は、判断を謝ると、すき家でも、ベネッセでも、マックでも、スカイマークでも、倒産する危機に陥る怖い時代が始まっています。
【一言】
お客さんの好きや嫌いの変化は、起業にとっては大きなチャンスです。でも、開業して安定営業を続けているときには、この変化が不安定要因に変わります。経営に関わる人間は、絶えず考え続けるしか解決法はないと思いことです。考えるための起業相談です。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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