台風16号が消滅して、東京のわたしが住む地域は快晴のよい天気になりました。一年の四季の中で、今は空気が澄み渡って気持ちのよい時期です。
ビジネスの世界でも、景気がよく売上げの上がる時期がある反面、思い通りにモノやサービスが売れない、経営者の苦労する時期もあります。
四季と同じように、経済にも好況と不況の循環があります。景気の好不況は誰にも思い通りになりませんから、ビジネスは公平で面白いと思います。
結局、経済は絶えず変化を遂げていて、この変化にいかに対応するかが起業家や経営者の重要な仕事です。
先日、地質学の専門家の話を聞いていましたら、地球の地盤にも同じような動きがあるようです。地震の発生源となるプレートは、1年間に7cmずつ移動しているということ。
絶えずプレートは動き続けていますから、一定期間が過ぎますと岩盤と岩盤が重なり合うプレートに歪が生まれます。この歪が一定程度超えますと、互いに支えきれなくなって地震の発生につながります。
しかも一度だけで修正することはなく、何度も何度もプレートを揺することで歪のない状態に戻っていきます。
日本では、太平洋戦争の敗戦後に大地震が発生して以降、経済の高度成長期といわれる1960年代から80年代にかけては、大地震がほとんど発生しない珍しい時期だったと言います。
そして現代は、ご承知のように2度の大震災を経験し、そのほかにも震度6以上の地震を何度も経験しています。
今後のビジネスにおいては、景気循環と同時に自然災害の脅威も考えながらビジネスを展開する必要があります。各社の競争の中では、警戒心のない既存企業は消えていきますから、起業した会社が継続する余地は十分あります。
ビジネスでは、どんなことが起こるか分かりませんから、いつまでも好景気が続くとは限りません。不況になったときは、起業にとって新旧の会社が入れ替わるチャンスと考えて間違いないです。
【一言】
車に乗っていますと、横を走るトラックの荷台に、小型のショベルカーを載せている車を見かけます。たまには、ショベルカーをしっかり括り付けていないトラックを見ることも。運転手は、自分だけは安全運転していると大丈夫と思っているのでしょうが、路上では他の車に追突される可能性も十分あります。企業経営でも、自分のところは大丈夫と思っていても、他からのもらい事故も良くあることを学んでおくことです。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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