パソコンで競馬用のプログラムを作成した男性が、1億4千万円の利益を上げ、その購入馬券を巡って裁判になりました。
結果は、競馬投票の資金が経費と認められ、晴れて競馬で稼ぐことが可能になったようです。競馬はギャンブルとして勝ち馬を当てる楽しみは残りますが、お金を稼ぐなら確率の高いプログラムを組む人が有利です。
株式投資の世界でも、プログラムを利用した超高速取引が主流になっており、1000分の1秒単位で売買を競う時代に入っています。以前のように、トレーダーが勘と度胸で株を売買するシーンは減っています。
これからは、お金が大きく動く世界ではほとんど、プログラムがビックデータを活用して利益を上げる仕組みが動き出すようになります。
2013年にオックスフォード大学が、雇用に未来に関しての調査を発表しています。経済分析を行うアナリストでさえ、将来生き残る可能性は43%。
単純作業は、既にロボット化が進んでいますし、複雑な作業に関しても、次第にロボットが領域を広げる時代です。
頭脳労働の世界も、プログラムが次第に領域を広げることは間違いないです。驚くことに、プログラムを組む仕事さえもプログラムさせようとしているほど。
一方で、それでも人手不足は深刻になっています。コンピュータ関連のシステム関連で言いますと、発注を受けるシステム技術者やSEの人は大勢必要になっています。
知らないうちに、自分が今取り組んでいる仕事上のライバルが、プログラムなんてことが起こっています。将来、そんなライバルに敗れて仕事を離れることもありそうです。
そんな暗い将来を迎えないためにも、早いうちに自分の仕事の無人化がどのくらい進んでいるのか、調べておく必要はありそうです。
そう考えると、大きな会社で仕事をするだけで将来があるわけでなく、起業に関しても、プログラムとは遠い市場の仕事を見つけることが大事なようです。
【一言】
プログラムというと、ロボットもビジネスでは進出が広がっています。もはや、製造業でのロボットばかりでなく、配送の仕分作業や会社の受付、介護、農作業など、ここ数年のうちにどっと活躍の場は拡大するばかり。職種によっては、ロボットに代わられる仕事もでてきそう。人間は知恵ではロボットに負けませんから、脳の筋肉を鍛える必要がありそうです。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。 起業アドバイザーの中山おさひろです。
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