年々、ハロウィーンでの仮装が人気を集め、今年は東京・渋谷駅前がごった返して逮捕者まで出す騒ぎになりました。
東京で多くの人を集めるターミナル駅と言いますと、渋谷、新宿、池袋があります。最も多くの人が乗降するのは新宿で、本来なら新宿に多くの人が集まるのが常識にようにも思えます。
ところが、ハロウィーンに限らず、年末年始でも、サッカーW杯でも、多くの人が繰り出して盛り上がるのは渋谷。東京の場合、銀座に集まるのも不思議ではないのですが。
1970年代、80年代に人が集まって盛り上がるのは新宿でした。ここでは駅を若者が占拠した新宿騒乱事件も起こっています。
この時代は、現在の香港と同様にエネルギーの溢れる若者が多かった。そのため、広いスペースを必要としました。新宿は、東口に西口に南口と集まる場所が多く、焦点が分散します。
渋谷の場合、人が集まる場所は、ハチ公口と続くスクランブル交差点に集中するので、千人、二千人が集まると直ぐに身動きの取れない状態になります。少ない人間で効果的に盛り上がりを演出できる場所です。
また文化の香りがする街なので、女性が集まりやすい利点もあります。とかく渋谷の繁華街は、女性が安心してぶらぶらできる落ち着いた雰囲気があります。
決して清潔なだけの街ではなく、東急文化村の背後には一大ラブホテル街があることも、この街の隠れた魅力になっているようです。
結局、女性に好かれる街であることが、無条件で男性を集めることにつながり、ビジネスになる街としてのステータスを保っています。ここが、新宿や池袋とは違っている点。
起業して開業する場合も、アダルト系を除きますと、女性客が集まりやすい場所なら、男性客も釣られて集まる吸引力があります。これは、人類がビジネスを始めたときから引き継がれるテッパンの原則です。
【一言】
今年8月に商品価格の定点観測をしたことがあります。全国ブランドの歯ブラシですが、わたしの住んでいる人口7万人の都下の小都市では205円。地域で最も大きな立川市駅前では176円。渋谷駅前では237円でした。渋谷は地代がバカ高い街ですし、立川は競争の激しい街。都下の小都市は、住民には便が良いだけに価格は高いです。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。 起業アドバイザーの中山おさひろです。
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