消費増税の是非を問い、アベノミクスを支持するか否かを聞く、衆議院選挙がまもなく実施されます。本来なら、今回の選挙では、国民の皆さんに多くのことを問いかけています。
世論調査では、いつものように国民から「景気を良くして」の要望が最も多いことから、政府は逆手にとってイエス、ノーの二者選択の設問で、国民に支持を訴えています。
長年の選挙を通じて自民党政権は、この手法によって1000兆円を超える借金をこしらえてきました。今回も同じ手法で、絶対に政権は他に渡すまいとしています。
起業することによって得られる最大のメリットは、自分の景気を政府任せにしないで、自分の才覚によって切り開けることです。
サラリーマンの時代と違って、勤める会社の業績に左右されることなく、自分の力によって業績を上げることが可能です。
政府に、キャンデーをねだる子どものように、「景気を良くして」とお願いする必要がなくなります。
常識で考えて判ることですが、政府が国民総てに好景気をもたらすことは不可能です。もし、政府に国民総生産(GDP)を上げる力があったとしても、総ての国民の収入が増えるようなことはないです。
そんな政府に期待するよりは、自分のビジネスでお客さんを増やし、売上げを上がることの方が、自分の景気を良くすることに直ぐつながります。
政治に惑わされない葦のような、しなやかで強靭な起業とは、多くのお客さんに支えられる役立つビジネスを展開すること。
一度購入してもらったお客さんに、再度購入してもらうリピーターとなってもらい、少しでも役立つビジネスをするしか、政府頼みの景気から離れる手はないと思われます。
【一言】
農業は長年、政府の補助金を頼った経営をしてきました。今は財政が厳しくなって、農業経営者への資金的支援は無理です。結局、乳牛生産者の離職が進んだため生乳の不足が深刻で、バターの販売は一人一個の制限をしている店が増えています。今後、米価も下落が激しく、生産者が大幅に減少することが心配されています。財政にばかり頼った景気は、結局国民が最後を負担することになります。たいへん厳しい道ですが、自分の景気は自分で切り開く道もあります。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。 起業アドバイザーの中山おさひろです。
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