最近、ちょっとよい話を聞きました。芸人 清水ミチコさんが、1月2日に武道館で一人公演しますが、ハコが多き過ぎてお客さん集めに苦労しています。
そんな話を伝え聞いた、ほぼ毎日イトイ新聞の糸井重里さんが、「我ら、勝手に、清水ミチコ応援団!」で武道館公演のテッシュ配りを始めました。すると、チケットの売れ行きが急に上がったそうです。
話は変わりますが、テッシュやチラシは、起業した人にとっても重要な広告アイテム。店舗周辺の小商圏の住民をターゲットにビジネスを行う起業家には、看板やノボリ旗と並んで、チラシ配布は怠ることのできない宣伝活動です。
開業しただけではお客さんは来てくれませんから、起業準備の段階でチラシを考えておくべきです。
ところが、多くの起業家は、開業前にチラシを真剣には考えません。自分のビジネスに対する自信もあるのでしょうが、チラシ作成は多くの場合後回しになります。
開業間近になって、集客に不安になったときに、慌ててチラシ作りを始める人が大勢います。多くの人は、印刷会社に丸投げで作成を依頼します。
新聞チラシや街頭で渡されるチラシを、ほとんどの人はしっかりとは見ません。一瞬、チラリと見るだけで捨てられます。
チラシ作成の基本である、お客さんのメリットや、何故メリットがあるか、他のお客さんの声など、重要なお客さん向けメッセージを、印刷会社任せにしたチラシばかりが出回っています。
ビジネスにおいて、チラシはお店からのラブレター。これを他人任せにして、お客さんから好かれようと考えるのは、図々しいにも程があります。
学術的にもお客さんニーズを知るための情報ですから、もう少し大切に考えた方がよいです。たかがチラシですが、されどチラシでもあります。
【一言】
よく店舗経営者から、「チラシを1千枚撒いても、レスポンスがあるのは精々2、3件」と言った発言を聞きます。確かに、チラシをみて直ぐ来店してくれるお客さんは少ないです。ただ、見て印象に残るチラシの場合は、お客さんが記憶してくれます。直ぐにはビジネスにならなくても、頭に残るとその後の宣伝で反応してくれます。息の長い戦略がチラシでは必要です。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。 起業アドバイザーの中山おさひろです。
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