わたしが、今の起業や新規事業のアドバイザーとして開業したことで感謝していることは、自営業なので人の目をあまり意識しないで発言できることです。
30年近いサラリーマン生活をして、不満だったことは自分の主張を言えないこと。特に、政治や経済に関しては新聞社だった会社のミッションがあるため、自分の思いは横に置いておくしかありません。
このような思いは、現在会社勤めをしている人が大なり小なり感じているのではないかと思います。下手なことを言うと、社内で浮き上がってしまう心配があります。
わたし個人には、「平等な社会の実現」と言ったミッションがあります。日本社会が、将来に渡って戦争を起こしたり、貧富の差の激しい不安定な社会を作らないためには、平等な社会であることが必要です。
起業する人を少しでも助けたいと思うのは、そんな平等な社会実現のためには、起業する人が増えることが役立つと思うからです。
若いとき、自分の好きなことをしたため常識的なコースから外れた人も、中年になって自分の能力を生かそうと思う人にも、起業することは新たな世界を開くと思うからです。
今、日本社会にとって起業しようとするエネルギーは重要な資産です。2代目、世襲、既得権益者とは違って、ゼロからモノを生み出す能力と勇気をもっている人だからです。
現在の日本は、日増しに国民の間の格差が広がり、もてる人ともてない人の間には格差意識さえ生まれています。この流れを断ち切るためには、選挙において国民の合意を形成する必要があります。
投票率が40、50%台で、首相が「国民の信任を得たから好きにやらせてもらう」などと言うことのないよう、70%程度の投票率が必要です。選挙に行かないで、不満を言ってもはじまりません。
明日は、成人した誰もが1票を投じることのできる平等を意識できる一日。選挙には行って、支持できる人や政党を、支持できる人がいない場合は、反対する意見の党を落選させるために投票しましょう。
【一言】
よくスタッフからは、政治的な発言をするとお客さんが減ると苦情を言われます。確かに、読む方がストレスを感じるような発言は良くないとは思います。ただ、モノゴトを批判的に見ないと、ビジネスでも騙されることになります。変に思うかも知れませんが、お客さんのほめ殺しに騙される経営者だっています。ビジネスを継続させるためには、冷静で厳しい目は欠かせません。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。 起業アドバイザーの中山おさひろです。
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