起業を考えている人はどうしても、視野が目先の資金作りや出店場所にばかり関心が向きがち。世界の動きなどにはほとんど関心を向けません。
所が、起業で失敗する原因の一つに、世界経済の流れを読み違えることがありますから、まったく無関心ではいられません。いかによい商品を扱ったとしても、経済の流れのなかで価値が下がるケースは珍しくないです。
この年末になって、関心を払わなくてならないのが原油価格の下落です。1バレル=60ドルを割る事態になって、ロシアの凋落、米国とキューバの国交など世界は急変をはじめています。
2008年1月北海原油が1バレル=100ドルをつけて以降、中東やロシアなど産油国の発言力の強い時代が、6年以上に渡って続いてきました。
14年に入ってからは価格の下落が続き、産油国から消費国に約1兆ドル(118兆円)の所得移転が行なわれると言われています。
日本にとっても、円安が進んだため目減りはありますが、それでも原油安により利益が高まるビジネスは多そうです。日本国民へのボーナスと考えてよいです。
このような価格の転換は、今後の起業に大きな影響を与えます。新規事業を考える場合にも、起業と同様に影響は大きいです。
この転換をあなたの味方にして、起業成功につなげてください。来年は、面白いビジネスが展開される予感もします。
【一言】
日銀が11月31日、意味のない金融緩和を拡大したことによって、今回の原油安のボーナスを日本国民は減額されました。日銀総裁の「何が何でも(2%のインフレ状態)」や首相の「この道しかない」など、起業する人は決して犯していけない思い込みです。今の時代、頭の柔らかな人でないと、大きな仕事はできない証左でもあります。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。 起業アドバイザーの中山おさひろです。
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