13年も、日本経済はアベノミクスで大騒ぎした一年でした。日経平均株価が大幅に上昇した昨年は、それなりに成果を感じた人も多かったと思います。
今年は、円安以外には変化もなく、2年続きのアベノミクスでは白けた人も多かったのでは。総選挙をして国民に問うほどの内容が、今年のアベノミクスにはなくなっています。
そんななか、開業率を倍増する計画は予算も執行されて進められています。主に、地方金融機関やコンサルタント会社に資金が回り、起業する人のサポートをしていますが、倍増には程遠いようです。
長年、政治力を背景にした経済政策の実績を見てきましたが、政策に乗っかった人はほとんど成果なく終っているのが実情です。今回の開業率も、費用対効果の面では成果は期待できません。
起業に関しては、今年もIT系ビジネスが活発でした。特に、スマホ向けアプリ開発や新規のマッチングビジネスでは、起業する人が大勢でました。
アナログ系の起業では、今年も美容室、飲食店、コンサルタントビジネスなどに集中して、大きな変化は見られません。
わが国経済においては、イノベーションを活用してビジネスを拡大することが長いこと求められてきています。企業が作り出すイノベーションによって、経済は活性化します。
起業や新規事業においても、このイノベーションを梃子にした新たなビジネスが求められています。以前のように、他人のビジネスを真似るだけでは開業までは行きつけても、その後の成長軌道が見えなくなります。
【一言】
これまで、起業や新規事業においては、あまりイノベーションを重視することがありませんでした。他の会社と同じようなスタイルの開業をした場合、多くの場合は継続率が低くなっています。日本経済全体の需要が低く、供給する会社が多い現状では、やはりイノベーションを考えた上での開業するほうが、息の長いビジネスが展開できます。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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