お客さんニーズとは、日ごろのお客さんとの会話の中から、上手く探し出すのが現代のビジネススタイル。
会社が大きくなりましたら、経営者が店頭で接客は難しくなりますが、小企業のうちは経営者自身が積極的にお客さんと話し、ニーズを引き出すコツを憶えることは大事です。
これまでビジネスで成功した多くの人の話を聞いていて、経営者が起業前にイメージした起業スタイルで成功した人はほとんどいません。大半の人は、お客さんのニーズを聞いて変更しています。
独自のビジネススタイルと言っても、どこかでお客さんの声を聞いて、それを独自スタイルに変えた人がほとんど。
問題は、お客さんの「何気ない一言」をどのように聞くか。接客する従業員は、常にお客さんと対面していますが、このような声に聞く耳を持つ人は少数で、ほとんどの人は聞き逃します。
問題意識がないということでしょうが、会社自体にも、お客さんニーズを聞く仕組みがない会社がほとんどです。そのため、最初に一人で会社を立ち上げたときから、この仕組みを考えておく必要があります。
ここで大切なのが従業員教育をどのように行うか。例え、一人しかいない従業員でも、真面目に教育体制を作り上げていかないと、「何気ない一言」はいつまでも聞けません。
また、「何気ない一言」と言いましても、その一言の裏には何十、何百もの同じような声があります。お客さんニーズとは、お客さんの要望ですから、聞いていますといくらでもあります。
それらを精査し、実際に試してもみて、繰り返していく中に大変なビジネスチャンスがあります。それこそ、あなたのビジネスの成功、失敗を決めるかもしれない「何気ない一言」ですから、そんな簡単なことではありません。
このくらい研究熱心に仕事に取り組んでいますと、ビジネスの女神は間違いなく微笑みます。お客さんニーズをどのようにキャッチするか、あなたの経営能力が試されています。
【一言】
わたしの経験で言いますと、お客さんの声を上手く聞けるようになるまでには、それなりに時間が掛かります。それまで接客サービスの経験がある人なら楽ですが、起業する人は経験の少ない人がほとんど。従業員任せにしないで、経営者が積極的にお客さんの話を聞けて、対応を実行できるようになるまでには、時間が掛かることを覚悟した方がよいです。
元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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