ビジネスで成功している人は、誰もが２、３度は食べ物が喉を通らない苦しい思いを経験しています。ビジネスばかりでなく、スポーツでも芸能でも人より優れている人に共通した経験です。
誰もが、色んな経験をしていますと、それなりに才能を持っています。眠ったままの才能は、どうしようもなく追い詰められることで目を覚ますのではないかと思います。
最近、この追い詰められる経験をする前に、起業を止めて会社勤めに戻る人が増えているように感じています。あまりに諦めが早すぎるのではないでしょうか？
人間の能力は、厳しいところから這い上がろうとするから磨かれていきます。この試練は、何かを成し遂げようとするときには、間違いなく誰にでも襲ってきます。
問題なのは、その試練を乗り切るため、適切な問題設定を自分に課すことができるかどうか。現在のビジネスにおいては、この問題設定がとても重要になっています。
往々にして、資金さえあれば、この苦境はいくらでも乗り越えられると勘違いする人がいます。いくら資金があって、一度は苦境を乗り越えても、ご自身の能力を鍛えることはできません。
逆に、資金が潤沢にあるために、いつまで経っても、能力を高めることのできない人は大勢います。起業にとっては、悲劇としか言いようのない不幸なことです。
【一言】
起業や会社経営は一種の技術です。このため、運よく起業に成功しても、技術が未熟なため、環境の変化に対応できなくて挫折する人は大勢います。起業で儲けようと考えるよりは、経営技術を身につけようと考えた方が、起業は上手くいきます。起業に対する考え方も、気楽になるのではないでしょうか。起業経営相談をお待ちしています。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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