ビジネスの目的は、人のために役立ちながら長く継続することにあります。起業経験のある人なら、誰もが感じることでしょうが、長く継続することはたいへんなことです。
今月29日に、1966年10月にスタートしたラジオ番組が幕を閉じます。TBSラジオが毎週日曜日の午前に放送してきた「全国こども電話相談室」です。
多分誰もが、「ダイヤル、ダイヤル、ダイヤル、ダイヤル、回して・・」のフレーズは、何度も耳にしたことがあると思います。実際に電話をしたことのある人もいるのでは
この番組、1時間の放送中に採用される相談は5、6件。ところが実際に電話をする子供は、ほぼ50件以上に達するといいます。現在の放送業界の常識は、採用した子供への回答だけで他は打ち切りです。
「全国こども電話相談室」では1時間の放送時間が終ったあと、今度はTBSラジオ側から電話をして、相談を寄せてくれた子供に回答の続きをしていました。
番組が長く続いた秘訣は、この子供や親の心に残る丁寧な対応にあったような気がします。子供向けビジネスは、子供の人格を尊重するスタンスが欠かせません。
この丁寧な対応は、今のビジネスにおいても欠かせない、人の気持ちを惹き付ける要因になります。現代は、人と気持ちを通わせる対応が求められる時代ですから。
他方で、効率化を進めないと利益は上がりづらくなっています。IT化による効率化を進められるところは切り込み、一方で心の通う対応を追求することが求められます。
デフレ時代は、質よりも量をこなさないと利益が上がりませんでした。これからは、少子化で人口は減り続けますから、質を重視したビジネスをしないと息の長いビジネスは無理です。
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元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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