小企業に勤める社員の人共通の不満に、社内にルールがないことを上げる人が多いです。社長の言うことが、いつも自分の都合の良いように、コロコロ変わると指摘するようなケースです。
わたしの知る中小企業でも、会社と社員との労働協約はあるけれど、ルールのない会社が多いです。多分、しっかりしたルールを決めている会社は3社ほどです。
考えてみますと、何人もの人が関わる会社にルールのないのは、とてもおかしなことです。何となく、社長の言うことがルールみたいな空気がありますが、本当にそれで大丈夫といわれると社長も悩むと思います。
時には、社長が経営に行き詰って不正行為をしようとした時、一緒に働いている社員が止めないと誰も止める人がいません。その場合、ルールがあって止めるならば、しっかりした根拠があることになります。
会社を設立した当初は、誰も不正行為や怠けようとは思いません。ただ、何年も事業を続けるうちには、山あり谷ありで気持ちがぶれることもあります。
起業の時にミッション(使命)を考えますから、そのとき社内ルールも併せて考えるとよいです。一度ルールを作って、後日それを修正することは簡単なことです。
ところが、まったくルールのない状態から、新たにルールを作るとなるとたいへんなエネルギーが必要です。ルールのない会社は、無法状態ということにもなりますから、笑っていられないです。
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昨日から、日本経済新聞朝刊最終面「私の履歴書」の欄で、ニトリ社長 似鳥昭雄さんが自伝の連載をスタートさせています。この人の話は、学生時代に劣等生だった人には大きな勇気を与えてくれます。講演などでも、いかに子供のころ出来が悪かったかを話すため、聴く人に変な自信を与えてくれる人です。興味のある人にお勧めします。
元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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