人間は、何を問題視するかによって、その人の人格が決まると言われます。日ごろの売上げばかりに関心が向く人は、売上げばかりに一喜一憂するレベルの人と見られがちです。
起業に際して、人格が問題視されることはほとんどありません。起業とそのビジネスの経営者の人格や人間性とは、かけ離れたことと思われているからです。
それでも、起業が軌道に乗って会社が本格的に動き出してからは、経営者の人格が問われるシーンが増えます。お客さんや従業員に接する態度は、そのままビジネスに現れます。
古くから、起業する人にとって必要な資質があることは言われてきました。最近は、あまり目にすることがなくなりましたが、「失敗を成功の糧にすることができる」、「経験したことは知恵にする」、「高い説得力がある」
同様に、「常に人格を磨いている」ことが、経営者として成功するための条件とされます。最近の起業においては、「いかに儲けるか」ばかりに目が向いて、人格が語られることがほとんどなくなっています。
よく知られていることですが、起業は一人だけでは成功しません。周りにいる多くの人の助けが必要ですし、何よりも多くのお客さんの支持がないことには、起業は成立しません。
人間の人格ばかりは、一朝一夕に作られることはないです。これまでの起業の歴史を振り返ったとき、人格的に問題のある経営者は、その全ての人が姿を消していることに気付くと思います。
現代は特に、経営者は人格が問われる時代です。自分を第三者の目で客観的に見ることも起業においては大事なこと。人格とは何かから、はじめることが必要です。
【一言】
起業のための読書会を、4月18日(土)昼12時半から東京・中野で開催します。あまり起業への思いを人に話すことのない人が、起業向け読書を通じて話すことが目的です。わたしからも、最近の起業の動向や今後の起業の進め方を話しています。費用は3000円(飲み物付き)です。問い合わせ、参加希望の人はここからメールをお願いします。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
現在、人気ブログランキング 起業部門 14位です。
いつも気持ちよいクリックをありがとうございます人気blogランキングへ